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「iOS 17」、「iPadOS 17」、「watchOS 10」が配信開始

iOS 17

 Appleは、iPhone向け「iOS 17」およびiPad向けの「iPadOS 17」を配信開始した。iPhone XR/XSシリーズ以降および第2世代iPhone SE以降のデバイスをサポートし、iPhone 8およびiPhone X以前のデバイスは利用できなくなった。

 iOS 17ではiPhoneを横向きで充電している時に、離れた場所からでも一目で情報が確認できる時計/写真/ウィジェットを表示する「スタンバイ」を新たにサポートした。

 FaceTimeでは、相手が出られない時にビデオ/オーディオメッセージを収録して残す機能、iPhoneのカメラを利用したApple TV 4K第2世代以降でFaceTime通話ができる機能、新たな3Dエフェクトのリアクションをジェスチャで追加可能な機能などが実装された。

 このほか、iMassageの機能改善、操作可能なインタラクティブウィジェットの実装、iPhoneを近づけるだけで連絡先の交換が可能な「NameDrop」の対応など、さまざまな機能改善/向上がなされている。

 iPadOS 17では、ロック画面のカスタマイズ、PDFへの自動入力(年内提供予定)、ヘルスケアアプリやステージマネージャの改善が行なわれる。

iPadOS 17のPDF自動入力機能

 このほか、Apple Watch向けの「watchOS 10」およびApple TV向けの「tvOS 17」の提供も開始した。