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「watchOS 10.2」提供開始。HomePodとの連携強化など

 Appleは、スマートウォッチのApple Watch向け最新OS「watchOS 10.2」を提供開始した。

 watchOS 10.2では、Apple Watch Series 6およびUltra以降で、ミュージックまたはポッドキャストからメディアを再生しているHomePod(第2世代)またはHomePod miniが近くにある場合に、Apple Watch上に自動的に再生中の表示が出るようになる。また、スワイプして文字列を切り替え、ワークアウト終了の確認の機能について、有効/無効を設定から切り替えられるようになった。

 そのほか、ユーザーの機微な情報にアプリがアクセスできてしまうアカウント関連やExtensionKitの脆弱性(CVE-2023-42919、CVE-2023-42927)など、複数の脆弱性についても修正している。機能面のパッチノートは以下の通り。

  • “ミュージック”またはポッドキャストからメディアを再生中のHomePod(第2世代)またはHomePod miniが近くにあるときに自動的に“再生中”を表示(Apple Watch Series 6以降、およびApple Watch Ultraで使用可能)
  • “設定”で、“スワイプして文字盤を切り替え”を有効または無効にすることが可能
  • “設定”で、“ワークアウト終了の確認”を有効または無効にすることが可能
  • ほとんどのFitness+ワークアウトでミュージックまたはトレーナーの声のどちらかの音量を優先させることが可能
  • iPhoneのWatchアプリで追加した文字盤がApple Watchに表示されないことがある問題を解決