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Windows8月累積更新でブルスクになる問題、MSIが対応BIOSを提供開始

 MSIは、8月22日付けでMicrosoftが公開したオプションの非セキュリティパッチに関連するブルースクリーンエラーについて、問題を解消するマイクロコードを含む新BIOSの提供を開始した。

 MSIによると、Microsoftとの調査の結果、第13世代Core i9を搭載したマシンで特定のWindowsバージョンおよびパッチを適用すると、ブルースクリーンエラー「UNSUPPORTED_PROCESSOR」が発生することが分かったという。影響を受けるWindowsのバージョンおよびパッチの組み合わせは以下の通り。

  • Windows 11 22H2(ビルド2221.2215)、パッチ「KB5029351」
  • Windows 11 22H1(ビルド22000.2360)、パッチ「KB5029332」
  • Windows 10 22H2(ビルド19045.3393)、パッチ「KB5029331」

 これに対しMSIでは、不具合に対処するマイクロコードを含んだ新BIOSの提供を順次開始。第13世代およびそれ以降の世代のIntel CPU製品に対応し、適用することで「UNSUPPORTED_PROCESSOR」のエラーが発生しなくなる。Intel 700シリーズおよび600シリーズのマザーボード向けには週内にも、そのほかの影響を受ける製品に対しては9月中には新BIOSを公開する予定だとしている。