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スマホより薄いかも?極薄Wi-Fi 6ルーター/中継機登場

Archer Air R5

 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は、最薄部8mmのWi-Fi 6ルーター「Archer Air R5」、Wi-Fi 6中継機「Archer Air E5」を21日に発売する。価格はオープンプライスで、実売予想価格はそれぞれ1万4,080円、1万2,980円前後の見込み。

 両製品ともに“薄さを極めたミニマルデザイン”としており、筐体の大部分が8mm、最厚部でも10.8mmしかない。部屋のインテリアを邪魔することなく設置できる。薄型化のためR5のWAN/LAN用Gigabit Ethernetポートは底部に装着されており、ポップアップ式となっている。給電はUSB Type-Cを採用した。

 壁への取り付けを想定しており、付属のブラケットによる吊り下げか、3M製シールを使うか選べ、自由度の高い設置が可能としている。スマートアンテナを内蔵し、4つの高出力FEMと内蔵型スマートアンテナがWiFiの信号を強化、2階建て住宅をサポートするという。また、EasyMeshをサポートする。

 無線速度はいずれも5GHz帯が2,402Mbps、2.4GHz帯が574MHz。本体サイズは210×140×8~10.8mm、重量はR5が290g、E5が275g。

Archer Air E5

日本初メッシュWi-Fi 7ルーターも

 このほか、日本初を謳うメッシュWi-Fi 7ルーター「Deco BE85」も同時発売する。価格はオープンプライスで、実売予想価格は1パックが7万6,780円、2パックが14万800円。

 2022年末に予告された製品で、MLOや4096-QAMといった新技術で超高速通信を実現。10Gigabit Ethernetポートを2基、2.5Gigabit Ethernetポートを2基備え、10Gbps回線のポテンシャルを活かせるという。

 なお、本来の通信速度は6GHz帯が11,520Mbps(320MHz)、5GHz帯が8,640Mbps(240MHz)、2.4GHz帯が1,376Mbpsとしているが、2023年7月時点では日本国内では320MHz/240MHzが利用できず、いずれも5,760Mbpsが上限となっている。本体サイズは128×128×236mm。

Deco BE85