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VAIOが割安リユースPCを取り扱い開始。バッテリ交換など国内工場で整備して販売
2023年8月22日 10:00
VAIO株式会社は22日、「認定整備済PC事業」の立ち上げを発表し、リユースPCの販売を開始した。VAIOの安曇野本社工場にて動作確認、クリーニング、バッテリ、一部外装部品を交換したVAIOノートを、リユースPCとして価格を下げて取り扱う。
今のところ、リユースPCとして販売されるのは2020年1月以降に発売されたもののみ。例として、Core i7-10710U、メモリ16GB、SSD 256GB、1,920×1,080ドット表示対応14型ディスプレイを搭載した「VAIO SX14(VJS142)」は11万7,800円など。
実質的に新品に近いかたちで手にすることができ、保証と整備が実施されるため、一般中古品よりも2~3万円程度割高とのこと。なお、液晶や底面に使用に影響のない範囲で傷・スレがある場合もあるとする。
月間約30~50台の販売を想定しているが、随時取り扱い機種は増えていくという。今後は個人ユーザーからの買い取りサービスも開始予定。
順次、整備・販売体制を整えていき、2025年度には法人向けでの提供も見据えているとのこと。
認定整備済PCの特徴をまとめると以下の通り。
- 比較的新しい機種のみ販売
2020年1月以降発売モデルのみ取り扱い予定。 - 主要なパーツを新品と交換
天板/キーボード面/バッテリ/カートン/同梱物を交換。 - VAIO安曇野本社工場での厳格な品質チェック
厳格なVAIO独自基準を設け、技術者により1台ずつ、丁寧にチェック・クリーニング。 - 新品同様の品質保証
購入から1年間のメーカー保証付き、14日以内の返品対応。 - 環境にも配慮したリサイクル
日本国内でのリユース・リデュースを推進。循環型社会の実現に貢献。