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「Reborn VAIO」誕生。バッテリなど再整備したVAIOを安く販売

「認定整備済PC事業」改め「Reborn VAIO」に

 VAIOは、使用済みのVAIO製品を整備して提供する、メーカー保証付きリファービッシュPC「Reborn VAIO」を8月21日に発売した。一般的なリユース(再利用)と違い、リファービッシュ(再整備)で製品を販売する。

 Reborn VAIOは、法人などで使用されたVAIO製品をVAIO自身が買い取り、厳格な基準で修理・整備した上で再生したPCとなる。VAIOは2023年8月に個人向けに「認定整備済PC事業」を立ち上げているが、今回「Reborn VAIO」に改称するとともに、法人向けへの提供を開始することになった。

 改称に合わせて、14型ノートの「VAIO Pro PK」(型番: VJPK21)の2021年10月発表モデルを法人向けのVAIOストアビジネスでオンライン販売開始。記事公開時点では9万9,800円で、CPUがCore i5-1135G7、メモリが16GB、ストレージが256GB SSD、OSがWindows 11 ProのLTE搭載モデルが販売されている。

 なお、VAIO Pro PKは、コンシューマ向けで「VAIO SX14」という名称で展開されている製品である。

写真は2021年モデルのVAIO SX14。法人向けでは「VAIO Pro PK」として展開されている
VAIOストアビジネスで販売されているVAIO Pro PK

 Reborn VAIOでは、法人および個人で変わらず、天板やキーボード、タッチパッドなどの外装部品や、バッテリなどの内部部品の一部を新品と交換しており、VAIO独自基準の動作試験を実施した後、1年間のメーカー保証を付けて提供。機種を統一して一定量を導入することも可能としている。