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AndroidスマホとPCで簡単にファイル共有。Windows版Nearby Shareが正式リリース

Nearby Share with Windows

 Googleは、デバイス間のファイル共有を行なえる「Nearby Share」について、Windows用クライアントとなる「Nearby Share with Windows」を正式リリースした。4月よりベータ版として提供してきたものが正式版になったかたち。

 Nearby Shareは、GoogleがAndroid向けに提供しているデバイス間ファイル共有機能。Appleの提供するAirDropの類似機能で、簡単な操作で写真や動画などのファイルを送ることができる。

 Windows用クライアントとなるNearby Share with Windowsは、このNearby ShareをWindows PCでも利用可能にするもので、AndroidデバイスとPC間だけでなく、PC間のデータ転送にも活用できる。正式版ではこれまでの改善に加え、ファイル転送が完了するまでにかかる推定時間を表示する機能や、デバイスへの通知時に画像のプレビューを表示する機能などを実装した。

 同社では、AndroidとPCとのよりシームレスなファイル共有を実現すべく、HPなどのパートナー企業と協力を進めており、Nearby Share with Windowsを一部のPCに搭載するといった取り組みも予定しているという。

通知に画像のプレビューが表示されるように