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不具合修正したiOS 16.5.1(c)配信開始

 Apple、WebKitの脆弱性を修正した緊急セキュリティ対応に含まれていた不具合を修正したiOS 16.5.1(c)、iPadOS 16.5.1(c)、およびmacOS Ventura 13.4.1(c)を配布開始した。

 Appleが11日に配布したiOS/iPadOS 16.5.1(a)およびmacOS Ventura 13.4.1(a)では、WebKitでWebコンテンツが処理される際に、任意のコードが実行されてしまう脆弱性「CVE-2023-37450」が修正された。しかし、一部Webサイトが正しく動作しない不具合があるとして撤回され、(b)を配布すると予告した。

 ただし実際には(b)ではなく(c)としてリリースされた。(c)では(a)に含まれた脆弱性修正に加え、Webサイトが正しく動作しない問題に対処している。(a)適用済みデバイスでもそのまま適用可能だ。