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Google、フェイク画像を見破るための情報提供機能。AI画像へのラベル付けも

About this image機能

 Googleは10日(米国時間)、画像の真偽を確かめるための情報を提供する「About this image」機能を今後実装予定だと発表した。まずは米国で英語にて利用可能になる見込み。

 About this imageは、検索結果などで表示される画像について、出自などの情報をユーザーに提供する機能。その画像が最初に掲載されたと思われる場所や、その画像や似た画像をGoogleが初めてインデックスした時期、ニュースサイトやSNS、ファクトチェックサイトなど、同じ画像を掲載しているほかのWebサイトといった情報を確認できる。

 Googleの画像検索やGoogle Lensの検索、Googleアプリ経由でのWebページの閲覧時に利用できるほか、2023年後半にはデスクトップおよびモバイル版のChromeからも使えるようになる予定。

AI生成画像のラベル表示

 また、AI生成画像に対してマークアップを付与し、検索結果などでAIによるものであることを示すラベルを表示する。クリエイターやパブリッシャーでも同様のマークアップを追加できるようになる予定で、MidjourneyやShutterstockなども今後数カ月のうちに機能を提供する見込みだという。

Midjourneyなどのパブリッシャーなども同様の機能を提供する予定