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レノボ、エントリー向けブランドを「LOQ」に刷新。製品は今夏より投入

参考展示されていたLOQブランドのゲーミングノートPC

 レノボ・ジャパン合同会社は、エントリー向けの新ブランド「Lenovo LOQ」(ロック)を発表した。既存のIdea Gamingブランドを置き換えるかたちで今後製品を展開していく。

エントリー向けは新たに「LOQ」ブランドで展開

 Lenovo LOQは、同社がこれまで展開してきたエントリー向けの「IdeaPad Gaming」および「IdeaCentre Gaming」を置き換える新ブランド。ゲームを好きなだけでなく、ゲームを上手になり、楽しみたいと思っているようなゲーマー(Aspiration Gamer)に向けて、PCゲーミングの入口となる「ゲートウェイブランド」と位置付けている。国内向け新製品投入は夏頃を予定している。

Idea Gamingブランドを置き換えるLenovo LOQ
ゲームを上手になり、楽しみたいと思っているゲーマーに向けたブランド

 LOQ(ロック)の名称は、対戦型シューティングゲームなどで耳馴染みのあるLock(Lock in、Lock onなど)に由来。加えて、ゲーマー同士やコミュニティを強固につなぎとめる意味や、Aspiration Gamerを強くサポートする意志も込めているという。Lenovo、Legion、LOQで「L」がつながった一気通貫のブランドとして、PCゲーマー全体へアプローチしていく。

 ゲーミングPC市場は国内でも拡大しており、コロナ禍を経て、性能を求めるゲーマー以外のユーザーも増えているという。同社では、新ブランドの立ち上げとともにゲーミング分野を強化。多様化するユーザーをカバーする製品ラインナップや日本独自のサポートサービス「Legion Ultimate Support」のほか、イベントなどを通じた幅広いユーザー層へのリーチを図るなど、取り組みを進めていくとしている。

LOQの名前はゲームで耳馴染みのある「Lock」に由来
Lでつながる一気通貫のゲーミングブランドとしてアプローチ
国内でもゲーミングPC市場は拡大。ゲーマー以外からの需要も
多様なユーザーをカバーするラインナップやサポート面での取り組み
幅広いユーザー層に向けた取り組みも実施

 ノートPCについては、15インチ/フルHDと16インチ/WUXGAの2サイズを展開予定。CPUは両サイズともにIntelまたはAMDが選択でき、GPUは最大でGeForce RTX 4060を搭載する。ヒンジ周りなど、基本的な設計構造はLegionシリーズを踏襲している。また、デスクトップPCについては、「LOQ Tower」の名称で製品を投入予定だという。

ノートPCは15型と16型の2サイズ展開
IntelモデルではCore i7-13620H、AMDモデルではRyzen 7 7840HSまで選択可能
ノートPC製品におけるLOQの位置付け
デスクトップPCではLOQ Towerを投入予定

 新製品説明会では、LOQブランドの新型ゲーミングノートの参考展示も行なわれていた

LOQブランドの新型ゲーミングノートPC(参考展示)
天板にはLOQのロゴ
左側面
右側面
主要インターフェイスを背面に配置している点や、ヒンジ周りのデザインはLegionシリーズを踏襲