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第13世代Coreに刷新した1kg切りの14型軽量モバイル「dynabook R8」

dynabook R8

 Dynabook株式会社は、CPUを第13世代Coreに刷新した14型軽量モバイルノート「dynabook R8」および「dynabook R9」を17日より順次発売する。実売予想価格はそれぞれ27万円台半ば、30万円台後半の見込み。

 どちらも従来モデルからCPUを第13世代Coreに刷新し、両機種ともにCore i7-1360Pを搭載。4つのPコアと8つのEコアによる12コア/16スレッドにより、動画編集などの負荷の大きな作業やマルチタスクでもより高速に処理が行なえる。あわせて、独自のdynabookエンパワーテクノロジーも採用しており、CPU性能を安定して持続させられるとする。

 ディスプレイは縦横比16:10の14型1,920×1,200ドット非光沢液晶を引き続き採用。Eyesafe 2.0認証およびRPF 50認証を取得し、よりブルーライト低減効果を高めており、目への負担を抑える。

 筐体にはマグネシウム合金を採用。MIL規格準拠の耐久テストをクリアする堅牢性と、dynabook R8で約940g、R9で約1.05kgの軽さを両立した。防滴キーボードや大型タッチパッド、180度開くヒンジなども備える。

 機能面では、Web会議などに便利なAIカメラエフェクターを強化。背景フィルタや明るさ補正に加え、新たに背景を画像と差し替える機能が利用可能となった。ネットワーク周りでは、最新のWi-Fi 6Eに対応。6GHz帯の活用で、高速かつ安定した通信を実現する。

 そのほか、スマートフォンとの連携機能も搭載、ファイルやクリップボードの共有、スクリーンミラーリング、スマートフォンからのPC操作、PCからスマートフォン上への文字入力などが行なえる。

天面
キーボード面
左側面(上)、右側面(下)
ヒンジは180度開く

 主な仕様はdynabook R8の場合、Core i7-1360P、16GB LPDDR5メモリ、512GB PCIe SSD、14型1,920×1,200ドット非光沢液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。

 dynabook R9の場合、Core i7-1360P、32GB LPDDR5メモリ、512GB PCIe SSD、14型1,920×1,200ドット非光沢液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。本機のみキーボードがバックライト付きとなる。

 インターフェイスはほぼ共通で、Thunderbolt 4×2、USB 3.0×2、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1、HDMI、約92万画素Webカメラ、電源ボタン一体型指紋認証センサー、microSDカードスロット、音声入出力などを装備。なお、R8ではステレオスピーカー、dynabook R9では2Way 4スピーカーを採用している。

 本体サイズはどちらも約312.4×224×15.9mm。重量およびバッテリ駆動時間は、dynabook R8が約940g/約20.5時間、dynabook R9が約1.05kg/約24時間。

dynabook R9
天面
キーボード面。左右にスピーカーを備える