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更新時の再起動を減らす変更など、Windows 11 Release Previewチャネル向けビルド提供開始

 Microsoftは17日(米国時間)、Windows InsiderのRelease Previewチャネル向けに、Windows 11「Build 22621.1192」および「Build 22000.1515」の提供を開始した。

 Build 22621.1192では、アップグレード時の再起動の回数を減らすための変更に着手。Windows 11 22H2へアップグレードを行なう際に、1月の品質更新プログラム(オプション)と.NETのアップデートをあわせて実行するよう変更を実施した。これにより、最新機能とWindowsおよび.NETのセキュリティ修正が1度の再起動で適用できるようになる。今回のアップデート適用後に、設定アプリのWindows Updateの項目から設定を変えられる。

 そのほか、サインイン/サインアウトによりsearchindexer.exeがランダムに停止してしまう問題や、IME有効時にマウスとキーボードを同時に操作するとアプリケーションが応答を停止してしまう問題、一部のゲームコントローラを接続しているとPCがスリープモードへ移行できない問題など、多数の不具合を修正した。

 Build 22000.1515では、設定アプリ周りの変更を実施。個人用設定の項目へのWindows Spotlightの統合、OneDriveやXboxの契約状況やストレージ残量などMicrosoftアカウント関連の管理機能などを新たに追加した。

 そのほか、タッチキーボードが展開時に停止してしまう問題や、一部デバイスでキーボードの再生/一時停止ボタンを使用するとexplorer.exeが応答を停止する問題などにも対処した。