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Intel、“Eコアだけ”のNシリーズプロセッサ

Intel ProcessorとCore i3 Nシリーズ

 米Intelは3日(現地時間)、エントリー向けのモバイルプロセッサ「N」シリーズを発表した。

 第12/13世代Coreで言うところのPコアを省き、“Eコアのみ”で構成されているプロセッサ。CPUコアのアーキテクチャはGracemontで、従来のJasper Lakeに採用されているTremontから性能が向上している。さらに、Intel 7プロセスに基づいて製造されるようになった。

 同社によると、CrossMark性能は従来の4コアのPentium Silver N6000と比較して、同じ4コアのIntel Processor N200で28%高い。そして8コアのCore i3-N305ではさらにそれより42%高速だとしている。

 GPUも刷新しており、N200ではPentium Silver N6000と比較して64%高速で、Core i3-N305ではそれよりもさらに56%高速だとしている。また、Wi-Fi 6Eへの対応、AV1デコードのサポート、ディスプレイエンジンの刷新、画質を改善したIPU(イメージプロセッシングユニット)、GNA 3.0によるWeb会議時のバックグラウンドノイズの低減といった特徴も備える。

 搭載システムは50を超える見込みとなっており、WindowsのみならずChromeOS搭載デバイスでも採用される。

Nシリーズの性能比較