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Good 8 Squadが2年連続のトップ通過が確定!広島 TEAM iXAも大奮闘! ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022 第14節 Day1レポート

SFL: Pro-JP 2022 第14節 Day1会場全景

 いよいよ最終節となった「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022(以下SFL 2022)」。最終第14節 Day1の1試合目はホームのGood 8 Squad VS アウェイのSaishunkan Sol 熊本、2試合目はホームの広島 TEAM iXA VS アウェイのv6プラス FAV gamingの2戦。実況は大和周平氏、解説はハメコ。氏。

 本日の見所は何といってもGood 8 SquadとSaishunkan Sol 熊本の一戦だ。ここでGood 8 Squadが20ポイント以上獲得すれば、その瞬間にGood 8 Squadのトップ通過が確定する。一方でSaishunkan Sol 熊本がここで全勝できれば、逆にSaishunkan Sol 熊本が暫定トップとなり、Day2の名古屋OJA BODY STAR Mildomの結果次第という状況となる。

 なお、前回の記事にてプレイオフ進出は確定していないとしていたv6プラス FAV gamingだが、魚群全勝、v6プラス FAV gaming全敗の場合、ポイント数は同じ305で並ぶが、BATTLEのスコア差は最大でプラスマイナス7しか変動しないため、両チームの差がひっくり返ることはなく、この段階でv6プラス FAV gamingのプレイオフ進出は確定していた。お詫びして訂正する。

 v6プラス FAV gamingは本日全勝した場合で2位~4位、全敗すると4位~5位という状況だ。いずれも現在2位の名古屋OJA BODY STAR Mildom、3位のSaishunkan Sol 熊本、5位の忍ism Gamingの結果次第という状況のため、とにかく10ポイントでも多く稼いでおく必要がある。

 ということで早速最終第14節 Day1の様子をレポートしていこう。なお、今回も配信内容については、アーカイブが公開されており、後からでも自由に閲覧できる。また、本文中の選手名については敬称を略している。

SFL: Pro-JP 2022 第14節 Day1
実況は大和周平氏、解説はハメコ。氏
本日の配信前番組「ストリートファイターリーグ:ウォームアップ」では本リーグの全選手たちの個々のデータを集計して発表。非常に多くのデータが公開されたが、例えば勝率ランキングはどぐらとウメハラが同率1位、ひぐちが3位となっていた
ストリートファイターリーグ:Pro-JPには、マウスコンピューターがスポンサーしている。eスポーツを始めたい人向けの、同社のお勧めのマシンは、Windows 11 Home第12世代プロセッサとGeForce RTX 3060搭載のデスクトップPC「G-Tune HM-BJ(JeSU公認PC) [ Windows 11 ]」、モニターはリフレッシュレート240Hz入力・高速応答速度0.4ms対応の「iiyama G-MASTER GB2590HSU-2」だ ※大会で使用しているマシンとは異なります

Good 8 Squadが20ポイント獲得により、2年連続トップ通過が確定!

 1試合目はホームがGood 8 Squadで出場メンバーはガチくん、ぷげら、カワノ、どぐら。対するアウェイはSaishunkan Sol 熊本で、出場メンバーはネモ、ひぐち、Shuto、YHC-餅。アウェイとなるSaishunkan Sol 熊本の事前オーダーは先鋒がひぐちのガイル、中堅がYHC-餅のダルシム、大将はShutoのユリアン、待機選手はネモ。このオーダーを受けてホーム側、Good 8 Squadの先鋒はぷげらのバイソンが挑む。

ホームはGood 8 Squadで出場メンバーはガチくん、ぷげら、カワノ、どぐら
アウェイはSaishunkan Sol 熊本で、出場メンバーはネモ、ひぐち、Shuto、YHC-餅
アウェイのSaishunkan Sol 熊本の事前オーダーは、先鋒ひぐちガイル、中堅YHC-餅ダルシム、大将Shutoユリアン
前回の直接対決では延長戦までもつれ込み、ここでどぐらベガが好調のひぐちガイルに一先延長戦で勝利し、かろうじてGood 8 Squadが勝利した

 先鋒戦の意気込みを聞かれたひぐちは「そうですね、まぁ、今日で最後ということで、すごい大事な一戦なんですけど、今日40点取らないと1位抜けがないので、ちょっとここ勝って、最後のね、中堅、大将戦までちょっとパスを繋げたいと思います」と語った。

 対するぷげらは「最終節ということで、今日まで毎日、本番の日は口から胃を吐いたり、目から目を飛び出して、それを拾うのにすごい時間がかかったりしてたんですけども、これでしばらく落ち着けるということで、今日は最後にのっペりしようかなと思います」といつもの不思議なコメントが飛び出した。

 ぷげらバイソンとひぐちガイルの先鋒戦。ぷげらバイソンはVトリガーII/VスキルI、ひぐちガイルはVトリガーI/VスキルI。

 1戦目1ラウンドからドット単位の体力になるまでしのぎを削る大接戦を展開。ギリギリの攻防をひぐちガイルが投げで決めてここを先制。2ラウンドはぷげらバイソン有利の展開ながらひぐちガイルも反撃を見せる接戦が続く。ここは時間を慎重に使っての攻めでぷげらバイソンが取り返す。3ラウンドはぷげらバイソンの猛攻が炸裂し、1本を先取した。

 インターバルを挟んでの2戦目1ラウンドは画面端にひぐちガイルがぷげらバイソンを追い込んでの猛攻が決まり、最後はクリティカルアーツ「ソニックハリケーン」をリーサルに決めて先制。2ラウンドはぷげらバイソンのペースで展開、Vトリガー「ノーマーシー」発動からのB3をリーサルに決めて取り返す。3ラウンドは一進一退の攻防から、最後はぷげらバイソンがVスキル「KKB」の派生技、バッファロースウィングでひぐちガイルのソニックブームをかわして決めて勝利。2本連取で先鋒戦をぷげらバイソンが制した。

 先鋒戦のぷげらバイソン勝利により、Good 8 Squadが10ポイントを先取した。

 続く中堅戦はYHC-餅のダルシムに対して、ガチくんのラシードが挑む。意気込みを聞かれたYHC-餅は「相当苦しい戦いになるのはわかってるんですけれども、ワンチャンがないわけではないので、あのひよらずに、ちょっと心を強く持って勝とうと思いますんで、よろしくお願いします」とコメント。

 対するガチくんは「今日の最終節までかなり血反吐吐きながらチームとして練習してきて、まずは1位通過目指しとったところの勝負なんで、今日餅(YHC-餅)さんと絶対勝て、まずは1位通過確実にしたいと思います」とコメントした。

 ガチくんラシードとYHC-餅ダルシムの中堅戦。ガチくんラシードはVトリガーII/VスキルI、YHC-餅ダルシムはVトリガーI/VスキルI。

 1戦目1ラウンドはYHC-餅ダルシムの遠距離からの攻めがうまくヒットし、画面端に追い詰められながらもうまく立ち回り、ギリギリながらここを先制。2ラウンドはガチくんラシードの猛攻がヒット、一気に試合を決めてここを取り返す。3ラウンドも画面端にYHC-餅ダルシムを追い込んでの猛攻から、一気に決めてガチくんラシードが連勝で1本先取となった。

 2戦目1ラウンドはYHC-餅ダルシムの猛攻が決まって先制。2ラウンドもYHC-餅ダルシムがガチくんラシードの攻めに対してうまく対応できて勝利。連勝で1本を取り返す展開となった。

 最終3戦目1ラウンドも画面端にYHC-餅ダルシムを追い込んでの猛攻を展開するガチくんラシードが先制。2ラウンドはYHC-餅ダルシムがギリギリの攻防を制してここを取り返す。フルカウント最終3ラウンドまでもつれ込んだ接戦は序盤からYHC-餅ダルシムの猛攻が決まるも、後半ガチくんラシードの反撃がうまくいき、画面端に追い込み、そのまま攻め切ったガチくんラシードが勝利。中堅戦をガチくんラシードが勝ち取った。

 ガチくんラシードの中堅戦勝利により、Good 8 Squadが20ポイントを連取。この瞬間、Good 8 Squadの単独トップ通過が確定した。

先鋒戦はぷげらバイソンとひぐちガイルの一戦。1戦目から体力ギリギリの接戦を展開するが、ここはひぐちガイルが投げを決めて勝利
試合全体はぷげらバイソンのペースで展開。中距離の立ち回りで有利に立つぷげらバイソンがここを制した。ワイプでガッツポーズを決めるぷげらと対照的に落ち込みのリアクションを見せるひぐちの姿が印象的だ
中堅戦はガチくんラシードとYHC-餅ダルシムの一戦。最終戦までもつれ込む接戦をギリギリのところでガチくんラシードが勝利した。なお、ぷげらの個人配信によるとガチくんのプレイが相当テンパっていたとのこと。ワイプでは勝利したガチくんの嬉しそうな表情とやっちまったリアクションのYHC-餅が確認できる

 大将戦はShutoのユリアンに対してカワノのコーリンが挑む。意気込みを聞かれたShutoは「ここを勝ったら3位以上確定っていうすごい大事な場面で、同時期に格ゲー始めて同い年の、俺が1番ライバルだと思ってるカワノが来たっつうことで、もうめちゃくちゃ燃えてますね。ま、ライバルだと思ってるんですけど、今日は俺が勝って、俺の方がストVうまいぞっていうのをね、伝えたいと思います」とやる気マンマンのコメント。

 対するカワノはやや静かなトーンで一言「全力でいきます」とシンプルなコメントに留めた。

 なお、1年前のSFL 2021ではカワノはGood 8 Squadが、ShutoはSaishunkan Sol 熊本で今と同じチームに所属していた。現在のチーム編成になる前のSFL 2019、2020ではカワノはウメハラのチーム、ウメハラゴールドに所属、Shutoはふ~どのチーム、ふ~どガイアに所属していた。さらに1年前のSFL 2018ではカワノのみふ~どのチーム、ふ~どガイアに所属、Shutoは不参加だった模様。SFL2017では両者とも不参加の状況だ。

 カワノコーリンとShutoユリアンの大将戦。カワノコーリンはVトリガーII/VスキルI、ShutoユリアンはVトリガーI/VスキルI。

 1戦目1ラウンドはカワノコーリンの猛攻が決まり先制。2ラウンドはShutoユリアンが取り返す。3ラウンドはカワノコーリンがShutoユリアンの猛攻をきっちり防ぎつつの猛攻を見せて勝利。カワノコーリンが1本先取の展開となった。

 インターバルを挟んでの2戦目1ラウンドもカワノコーリンのペースで試合が展開して先制。2ラウンドもカワノコーリンのペースで展開するも、ShutoユリアンもVトリガー「エイジスリフレクター」を活かした連携で画面端にカワノコーリンを追い込み、さらにもう1枚の「エイジスリフレクター」による画面端での攻めからジャンプでかわそうとするカワノコーリンに立ち強キックの対空を見事に決めてここを取り返す展開に。3ラウンドはEXパラベラムやヘイルストームなどで画面端にShutoユリアンを追い込んでの猛攻が決まり、カワノコーリンが2本目連取となった。

 3戦目1ラウンドは双方時間をじっくり使った慎重な立ち回りの中、Shutoユリアンが攻め勝ち先制。2ラウンドもクリティカルアーツ「ドミナントクラッシュ」を使ってカワノコーリンの体力を削り、チャリオットタックルで決めてここを連勝で勝利。1本を取り返した。

 4戦目1ラウンドはShutoユリアンの中距離の立ち回りが見事で先制。2ラウンドはカワノコーリンがVトリガー「アブソリュートゼロ」を発動しての攻めで画面端にShutoユリアンを追い込んでのEXパラベラムなどの連携を決めてここを取り返す。

 この辺りから画面がたまに固まるような現象、いわゆるラグが発生しているような状態が見られるようになってきた。配信を見ている側としては、これが配信のみの現象か選手たちの状態そのままなのかの判断が難しく、やや不安な印象で次のラウンドを迎えることとなる。

 4戦目3ラウンドはShutoユリアンの攻めがうまく決まって有利の展開ながら、カワノコーリンも反撃し、一進一退の攻防が続くが、時間をじっくり使った攻防をShutoユリアンが攻め切って勝利。2本目をShutoユリアンが取り返す展開となった。ラグは映像で見ているとかなり頻繁に発生するようになっており、実況の大和氏からもラグについての説明が入ったあと、インターバルが挟まり、再度のラグチェックが行なわれた。

 長めのインターバルを挟んでの最終5戦目1ラウンド、ラグはあまり感じられず試合が展開。カワノコーリン有利で展開するも、時間をじっくり使った攻防の中、追い込まれたShutoユリアンがVトリガー「エイジスリフレクター」を使った読み合いを仕掛けて逆転勝利で先制。2ラウンドもShutoユリアンの中距離での攻撃がうまくヒットし、カワノコーリンを追い詰めて、最後はクリティカルアーツ「ドミナントクラッシュ」がギリギリリーサルとして決まり、連勝で3本目を先取。大将戦をShutoユリアンが勝利した。

 大将戦のShutoユリアン勝利により、Saishunkan Sol 熊本が20ポイントを獲得。両チームとも20ポイントと並んだため、一先の延長戦が行なわれることになった。

大将戦はカワノコーリンとShutoユリアンの一戦。2戦目2ラウンドでは、解説のハメコ。氏も絶賛の立ち強キックによる対空を決めたShutoユリアンが攻め切ってラウンドを勝利した
前半はカワノコーリンのEXパラベラムなどの猛攻が決まる場面が多く見られた
後半になるほど段々とShutoユリアン有利の展開が増えていき、最後はクリティカルアーツ「ドミナントクラッシュ」をリーサルで決めて大将戦をShutoユリアンが勝利した

 一先、延長戦のオーダーはアウェイのSaishunkan Sol 熊本からはShutoのユリアンが再登場。ここでリーダーのネモから「延長戦は、Shuto“さん”でお願いします」とさん付けでの申告だ。対するホームのGood 8 Squadはこちらもカワノのコーリンが引き続き一先の延長戦に挑む。

 意気込みShuto「はい、勝ちます! 5点ほしい!」とシンプルなコメント。対するカワノも「……えぇ……まだ出せてない部分もあると思うんで頑張ります」とこちらもシンプルに返す。

 カワノコーリンとShutoユリアンの一先延長戦。カワノコーリンはVトリガーII/VスキルI、ShutoユリアンはVトリガーI/VスキルI。

 1ラウンドはカワノコーリンが体力有利で展開するも、Shutoユリアンは「エイジスリフレクター」で反撃する攻防を展開するも、カワノコーリンはVトリガー「アブソリュートゼロ」発動の攻めから連携でクリティカルアーツ「フロストタワー」でさらにダメージを削り、そのまま攻め切ってここを先制。

 2ラウンドもカワノコーリン有利の展開で進むも、スタンギリギリまで追い込まれたところで踏ん張りを見せるShutoユリアンがそこから逆にカワノコーリンをスタンにまで追い込む猛反撃を見せ、そのまま冷静にカワノコーリンの動きを読んでの投げを見せて取り返す展開。

 3ラウンドも互いの猛攻がぶつかり合う一進一退の攻防が続く。時間をじっくり使った慎重な攻め合いの中、最後はShutoユリアンがVトリガー「エイジスリフレクター」からの連携でクリティカルアーツ「ドミナントクラッシュ」をリーサルで決める流れで一気に勝負を決し、一先延長戦を制した。

 延長戦のShutoユリアン勝利により、Saishunkan Sol 熊本が25-20でGood 8 Squad相手に勝利という結果になった。

延長戦は大将戦の延長となるカワノコーリンとShutoユリアンの一戦。1ラウンドはクリティカルアーツ「フロストタワー」などで決めたカワノコーリンが先制
ギリギリの攻防の中、カワノコーリンペースで進んできた試合をひっくり返し、反撃で大逆転を見せたShutoユリアンがここを取り返す流れに
最後も接戦の中、読み合いに勝ったShutoユリアンが最後は「エイジスリフレクター」からの連携にクリティカルアーツ「ドミナントクラッシュ」を決めて勝利。一先延長戦をShutoユリアンが勝利した

 試合終了後は勝利したSaishunkan Sol 熊本へのインタビューが行なわれた。まずは先鋒で惜しくも敗れたひぐちは「そうですね、やっぱちょっと自分の中では動きが固くなっちゃったなみたいなところがあって、その……なんて言うんですかね、まあ、緊張もあってなのかっていうことなんですけど。リーグ通して割と今年はちゃんとこう勝てていけたんじゃないかなっていう感じで」とSFL 2022を振り返った。

 続けて「ただ最後はね、Shuto“さん”が……いや、Shuto“さま”が引っ張ってくれたので、無事あれですかね。3位とかになったのかな、多分……プレイオフもね、かなりなんというか有利なので、ちょっとチームに再び貢献できるように頑張りたいと思います」と締めくくった。

 中堅戦で惜しくも敗れたYHC-餅は「さっきのガチくんとの戦い、あれだけいい勝負ができたっていうのはちょっとあんまり記憶にないというか、大体いつもボコボコにされて負けてたんで……結局負けてしまったのは悔しいんですけど、あそこまで行けたっていうことを前向きに考えて……まだ戦う可能性がもちろんありますので、対策して挑もうと思います」と中堅戦を振り返った。

 続けて「プレイオフ確定というか、上位抜けというか、2位か3位なので、ここの有利を活かしつつ、対策またしてグランドファイナルいけるように 頑張りたいと思いますので。ありがとうございました!」とプレイオフについて語った。

 そして大将戦及び延長戦にて見事に勝利を飾ったShutoは、最初に4戦目のラグについて報告として「言わなくてもいいことかもしれないんですけど、ちゃんと謝っておきます。ちょっと自分のPCに不備があって、4戦目ちょっとカクついてしまったというか、ラグが発生してしまい、対戦してるカワノ含め、見てくれてる人に本当に申し訳ないなっていうのがまず1つ目で……ほんとすいませんでした」とし、4戦目のラグの原因が自身のPCであった事実を報告し、謝罪した。

 続けて「ただ延長戦勝ったんで、もしかしたらなかったかもしれないんですけど、その延長戦に勝ったんで、まあ、カワノには申し訳ないですけど、今日は俺の勝ちということで、グランドファイナル、またやるためにも、こっから駆け上がっていきたいっすね」とカワノ相手に勝利宣言を決めるとともに、グランドファイナルでの再戦を誓った。

 最後は本日待機のリーダーネモは「そうですね、去年はもう本当にプレイオフにも行けず、悔しい思いをしたので、今年はこういうチームメンバーに恵まれて……プレイオフ、まずは行けることになったので、普通に嬉しいなって思ってます。まあ、これからもあのSaishunkan Sol 熊本、応援よろしくお願いします」としてインタビューを締めくくった。

勝利したSaishunkan Sol 熊本のチームインタビュー
ついにカワノのコーリンをも下したShuto。4戦目のラグについてはShutoの使用PCの不調によるものとの申告と謝罪があった
第1試合の結果、試合としては延長戦までもつれこんだ末、大将戦、延長戦勝利のShutoの活躍でSaishunkan Sol 熊本が勝利した

面白すぎ! 広島 TEAM iXAメンバー全員参戦! 延長戦で待機のストーム久保が出陣!

 2試合目はホームが広島 TEAM iXAで、出場メンバーはストーム久保、ガンファイト、稲葉、クラッシャー。対するアウェイはv6プラス FAV gamingで、出場メンバーはsako、ときど、ボンちゃん、鶏めし。アウェイとなるv6プラス FAV gamingの事前オーダーは先鋒がボンちゃんのルーク、中堅が鶏めしのダルシム、大将はときどのルーク、待機選手はsako。このオーダーを受け、ホーム側、広島 TEAM iXAからは稲葉のベガが挑む。

ホームは広島 TEAM iXAで、出場メンバーはストーム久保、ガンファイト、稲葉、クラッシャー
アウェイはv6プラス FAV gamingで、出場メンバーはsako、ときど、ボンちゃん、鶏めし
アウェイv6プラス FAV gamingの事前オーダーは先鋒がボンちゃんルーク、中堅が鶏めしダルシム、大将はときどルーク
前回の直接対決では、v6プラス FAV gamingが全勝40ポイント獲得という圧倒的勝利を見せた

 先鋒戦の意気込みを聞かれたボンちゃんは「はい、えっと40点取るとね、まだ……(3位の可能性が)大いに残ってるん……(で、頑張りたいと思います)」と語った。途中でマイクのノイズキャンセリングが働いたのか、音声が途切れてしまい、ほぼ無音で内容が聞き取れなかったため、()の内容はこちらで補足した。

 対する稲葉は「まぁ、ここ数日はずっとルーク戦をやってきたので、対策はできてると思ってます。あと、対空のスタッツがちょっと1番低かったんで、それがちょっとショックだったんで頑張ってたいと思います」とし、配信前番組「ストリートファイターリーグ:ウォームアップ」で公開されたデータについて言及した。

稲葉のインタビューで出た「対空ランキング」は冒頭でも触れた配信前番組「ストリートファイターリーグ:ウォームアップ」で公開されたランキングデータの1つを指す。確かに対空ランキングでは、どぐらが31位、稲葉が32位の最下位として紹介されており、ベガの対空の難しさなどが語られていた

 稲葉ベガとボンちゃんルークの先鋒戦。稲葉ベガはVトリガーII/VスキルI、ボンちゃんルークはVトリガーI/VスキルI。

 1戦目1ラウンドはボンちゃんルークのサンドブラストを稲葉ベガがVスキル「サイコリジェクト」で吸収する場面も多く見られ、最後はサイコクラッシャーを決めた稲葉ベガに対して、追撃のボンちゃんルークがEXライジングアッパーを放つもこれを稲葉ベガがガード、そのままとどめを刺して先制。2ラウンドも画面端にボンちゃんルークを追い込んだ稲葉ベガがそのまま攻め切って連勝で1本を先取した。

 2戦目1ラウンドはボンちゃんルークが画面端に稲葉ベガを追い込んでの猛攻で先制。2ラウンドも画面端に追い込んでの猛攻で決めつつクリティカルアーツ「イレイザー」をリーサルに決めて連勝で1本を取り返す展開となった。

 インターバルを挟んでの最終3戦目1ラウンドは時間も体力もギリギリまで使った接戦となり、最後は時間ギリギリでの前ダッシュからの攻めを決めた稲葉ベガがここを先制。2ラウンドはボンちゃんルークがギリギリの接戦の最中にクリティカルアーツ「イレイザー」を割り込ませてこれがリーサルとなり、ここを取り返す。フルカウント最終3ラウンドも一進一退の攻防の流れの中で、稲葉ベガがサイコクラッシャーからの連携を見事に決めて、ここを勝ち取り、ギリギリの先鋒戦を勝利した。

 先鋒戦の稲葉ベガ勝利により、広島 TEAM iXAが10ポイント先取した。

 続く中堅戦は鶏めしのダルシムに対して、ガンファイトのアレックスが挑む。申告時にリーダーのストーム久保のテンションが高すぎて、思わずガンファイトのアレックスというところを「アレックスのガンファイト!」と逆に言ってしまう場面も見られた。

 意気込みを聞かれた鶏めしは「アレックス戦はあんまりやったことなかったんですけど、昨日ちょっと一夜漬けでキチパさん(@kichipa_)とつだゆーさん(@tsudayu_SF5)と手伝ってもらって、結構仕上げてきました。まぁ、この間忍ism戦終わった後、体が軽くなってね。もう結構いい感じで動けると思うんで、ちょっとサンサーラ見せます」とリラックスした様子でコメント。

 対するガンファイトは「えっとまぁ、ダルシム戦は準備してきましたから、稲葉さんの勝ちに引き続き、勝ちたいと思います」とコメントした。ダルシムの発音があまりにも流暢な英語だったのが印象的だ。また、ここでストーム久保がカメラ越しに2人でハートマークを作ろうとして失敗する場面も見られた。

 ガンファイトアレックスと鶏めしダルシムの中堅戦。ガンファイトアレックスはVトリガーI/VスキルII、鶏めしダルシムはVトリガーII/VスキルI。

 1戦目1ラウンドはガンファイトアレックスの猛攻が炸裂! 鶏めしダルシムの炎攻撃を物ともしないパワー重視の攻撃が続き、先制。2ラウンドも重厚感溢れる攻めが展開して、最後はパワーボムで決めて連勝で1本先取。

 2戦目1ラウンドもガンファイトアレックスの猛攻が止まらない。大フライングチョップをガードされつつも、そこからバックドロップが入る通称「闇ドロップ」を決めるなどの連携から攻めまくり、最後もバックドロップで決めて先制。2ラウンドは鶏めしダルシムのヨガサンサーラなどの猛攻が決まって取り返す。3ラウンドは序盤五分の攻め合いから、ガンファイトアレックスが強キックのクラッシュカウンターからVトリガー「レイジシフト」発動からの猛攻、EXパワーボムなどド派手なコマ投げが決まり、そのまま攻め切り勝利。ガンファイトアレックスがストレートで中堅戦を制した。

 ガンファイトアレックスの中堅戦勝利により、広島 TEAM iXAが20ポイント連取となった。

先鋒戦はボンちゃんルークと稲葉ベガの一戦。稲葉ベガのルーク対策がしっかり決まって稲葉ベガが勝利
中堅戦は鶏めしダルシムとガンファイトアレックスの一戦。とにかくアレックスの魅力満載の一戦となった。フライングチョップをガードされつつ、そこからバックドロップが決まる通称「闇ドロップ」も炸裂!
青い空が見えるステージでのEXパワーボムは爽快! ガンファイトアレックスが中堅戦を制した

 大将戦はときどのルークに対してクラッシャーのバーディーが挑む。ここの申告時もストーム久保が「2週間ことこと煮込んできました」という表現で解説席を盛り上げた一幕が印象に残る。

 意気込みについて聞かれたときどだが、最初のうちは無言で、sakoから「はじめちゃん」と声を掛けられる。そこでときどは「はい。えーっとまぁ、ちょっと考えてました……そうですね、この組み合わせ、大体まぁクラッシャーさんが来るだろうなと思って準備できたんで、かなりクオリティの高いものを見せれるんじゃないかなと思います。見ててください」とした。

 対するクラッシャーは「ルーク戦、かなりガッツリやってきたんですけど、この組み合わせ、地上でバーディーいけると見せかけて、結構ルークの方がリターンが高かったりするんで、そこの隙間をうまくかいくぐりつつ前に押していく組み合わせだと思ってるんで、そこをうまくやれば勝てると思います。4-0を目指して頑張ります」とバーディーでのルーク対策について語った。ここでも隣の稲葉がハートマークを作ろうとしていたが失敗して、大和氏に指摘される場面も見られた。

 クラッシャーバーディーとときどルークの大将戦。クラッシャーバーディーはVトリガーI/VスキルII、ときどルークはVトリガーI/VスキルI。

 1戦目1ラウンドはEXブルヘッドを絶妙なタイミングで決めて前に出るクラッシャーバーディーに対して、クリティカルアーツ「イレイザー」でダメージを削りつつ、絶妙な間合いからのサンドブラストを決めてときどルークが先制。2ラウンドはときどルークが有利の展開からクラッシャーバーディーがEXブルヘッドで決めて反撃で取り返す。3ラウンドも一進一退の攻防からクラッシャーバーディーがEXブルヘッドからのVトリガー「エンジョイタイム」発動からの連携を見せてここを勝利。クラッシャーバーディーが1本先取した。

 インターバルを挟んでの2戦目1ラウンドはときどルークが画面端にクラッシャーバーディーを追い詰めての猛攻を見せて先制。2ラウンドもときどルークが果敢に攻め切り、クリティカルアーツ「イレイザー」で体力を大幅に削り、最後はサンドブラストで決めて連勝で1本を取り返した。

 3戦目1ラウンドはギリギリの攻防をクラッシャーバーディーが決めて先制。2ラウンドもクラッシャーバーディーが中距離戦をじっくりと攻め切る立ち回りを見せて、連勝で2本目を取る展開となった。

 ここで再度インターバルを挟んでの4戦目1ラウンドは五分の立ち回りからクラッシャーバーディーがEXブルホーンで決めて先制。2ラウンドはときどルークが画面端にクラッシャーバーディーを追い込んでの猛攻ながら、クラッシャーバーディーもVトリガー「エンジョイタイム」発動でときどルークを追い詰める。ところがここでクラッシャーバーディーのクリティカルアーツが漏れる痛恨のミス! その隙をついたときどルークが決めてここを取り返す。3ラウンドはときどルークが画面端にクラッシャーバーディーを追い込んでの猛攻を見せ、そのまま勝利し、2本目を取り返した。

 インターバルを挟んでの最終5戦目1ラウンドは、ときどルークが画面端にクラッシャーバーディーを追い込んでの猛攻ながら、これにEXブルヘッドなどでクラッシャーバーディーが反撃を見せるも、きっちり攻め切ったときどルークが先制。2ラウンドはクラッシャーバーディーが画面端にときどルークを追い込み、コマンド投げのキリングヘッドなどで決めてここを取り返す。フルカウント最終3ラウンドは、ときどルーク有利の展開ながら、クラッシャーバーディーも中距離での立ち回りがうまく両者互角の攻め合いが続くが、最後はときどルークがサーモバリックをリーサルに決めてここを勝利。ギリギリの大将戦をときどルークが制した。

 大将戦のときどルークの勝利により、v6プラス FAV gaming、広島 TEAM iXAともに20ポイントの同点となったため、延長戦が行なわれる展開となった。

大将戦はクラッシャーバーディーとときどルークの一戦。クラッシャーバーディーのEXブルヘッドが各所で絶妙なタイミングで発動、ときどルークを追い込む
4戦目2ラウンド、クラッシャーバーディーのクリティカルアーツが誤発動してしまうミスで形勢が逆転、ときどルークが勝利
最終5戦目3ラウンドのフルカウントの状況の中、ときどルークが読み合いに勝ち、最後はサーモバリックを決めて勝利、ときどルークが大将戦を制した。

 一先延長戦のオーダーは、アウェイのv6プラス FAV gamingからは引き続きときどのルークが出動。これに対してホームの広島 TEAM iXAはリーダーのストーム久保が大いに悩んだ末に、なんとここで本日待機していたストーム久保がアビゲイルで延長戦に登場することが申告される。

 これにより、広島 TEAM iXAは選手4人全員が1日の試合で全員参加するチーム総動員オーダーとなり、SFL 2022における初の快挙を達成した。

 意気込みについて聞かれたときどは「えーっと……久保のアビゲイルってことですね。はい、わかりました、えーっと……大丈夫です。しっかり……一先だろうが荒らさせません、以上です!」と力強くコメントした。

 対するストーム久保は「2週間煮詰めてくれたクラッシャーさんに申し訳ないんですが、俺も最後ゲームしてぇんで譲ってもらいました。譲ってもらったからには勝ちます!」とした。ただシンプルにゲームしてぇという、プレイヤーの原点のようなコメントが心に沁みる。

 ストーム久保アビゲイルとときどルークの一先延長戦。ストーム久保アビゲイルはVトリガーII/VスキルI、ときどルークはVトリガーI/VスキルI。

 1ラウンドは両者慎重な立ち回りで少しずつ体力を削り合う展開から、ときどルークが猛攻を見せてここを勝利。続く2ラウンドもときどルークが画面端に追い込んでの猛攻を見せ、ストーム久保アビゲイルが攻め切れず。ここでストーム久保アビゲイルが入れ替えのうしろ投げを決めて一転有利の展開になりかかるも、ときどルークがこれを読み切り、そのままライジングアッパーで決めて連勝で勝利。一先延長戦をときどルークが制した。

 延長戦のときどルーク勝利により、v6プラス FAV gamingが25-20で広島 TEAM iXA相手に勝利するという結末となった。

広島 TEAM iXAは延長戦の出場メンバーについて大いに悩んだ末に、本日待機のストーム久保が登場! 話し合いのシーンではガンファイトが「じゃんけんで決めたら?」などと声を掛ける場面も見られるなど、最後の最後までチームの仲の良い雰囲気が伝わってきた
延長戦はときどルークに対して、なんと本日待機選手だったストーム久保のアビゲイルが登場! 2ラウンドでは画面端に追い込まれた状況からうしろ投げを決めて有利に立つ展開も見られた
勢いに乗ったときどルークが止まらない! 一先延長戦を連勝して一気に勝負を決めたときどルークが延長戦を制した。ストーム久保の悔しそうな表情はこちらも無念な気分にさせられる。来年こそ笑顔を見せてほしいと願う

 試合終了後は勝利したv6プラス FAV gamingへのインタビューが行なわれた。先ずは先鋒戦で惜しくも敗北したボンちゃんは「いや~、40点取らなきゃな~と思って行ったんで、ちょっと勝ってね、景気つけたかったんですけど、むしろ負の流れを鶏めしさんにまでやっちゃって、ほんと反省でございます……残念でした」とコメントを締めくくる。あまりの落ち込みコメントにsakoから「負けたみたいなこと言わんといてくれる?」とツッコミが入る。

 中堅戦で敗れた鶏めしは「昨日いっぱいやったんですけど、思い返してみれば、ちょっと動きが攻めに徹しすぎて、ちょっと待ちが少なすぎて、しかも終盤焦っちゃったんで、ちょっとガンファイトさんに言いように壊されちゃいましたね」と試合を振り返って反省点をコメント。

 続けて「でもプレイオフあるんで、まぁ期間もあるし、ちょっとメンタルもトレーニングしながら、きっちりと仕上げていこうと思います」と前向きなコメントで締めくくった。

 大将戦と延長戦に勝利したときどは「クラッシャーさんが思いのほかというか、なんか結構圧勝できるだろうっていう取り組みをしてきたつもりだったんですけど、やっぱ向こうもここに向けての準備期間、結構長かったみたいですし、すごいなんかしっかりプレイされてて、もう最後はどちらが勝つかかわかんないところまで行っちゃいました。まだまだあの組み合わせで楽しめそうです」と試合の感想を語った。

 本日待機だったリーダーのsakoは「先週からちょっとコロナにかかっちゃってずっと寝込んでて、チームメイトとか家族のみんなにすごい迷惑かけたんすけど、プレイオフ確定したっていうことで、もう思いっきりこっから練習するんで、楽しみにしといてください」と近況を報告しつつ、インタビューを締めくくる流れとなった。

勝利したv6プラス FAV gamingのチームインタビュー
思わず負けたチームのような反省コメントをしてしまうボンちゃん
第2試合の結果も、延長戦までもつれ込む接戦の末、ときどが大将戦、延長戦と連勝してv6プラス FAV gamingを勝利に導いた

プレイオフ進出は忍ism Gamingか魚群か? 最後の瞬間まで目が離せない展開が続く

 以上、簡単ではあるが、第14節 Day1の2試合の様子をお伝えした。本日の結果により、Good 8 Squadのトップ通過が確定した。

 次回、最終第14節 Day2の2試合の中で最も重要な試合となるのが、第1試合の忍ism GamingとコミュファDetonatioNの一戦だ。ここで忍ism Gamingが10ポイントでも獲得した瞬間、忍ism Gamingのプレイオフ進出が確定となる。それだけでなく、全勝した場合は340ポイントとなり、3位または4位にまで順位を繰り上げることが可能だ。一方でここで忍ism Gamingが全敗した場合、続く第2試合の魚群の動向がポイントとなる。

 というのも、忍ism Gamingが全敗し、さらに魚群が全勝した場合に限り、なんと魚群が逆転5位となり、プレイオフ進出が決定するのだ。忍ism Gamingの全敗と魚群の全勝が同時発生するというのはかなりレアな現象ではあるが、最後の最後まで奇跡の可能性を残した魚群の粘り強さは賞賛に値する。

 そんな魚群に対する名古屋OJA BODY STAR Mildomもプレイオフ進出は確定しているものの、順位についてはかなりギリギリの状況だ。現在は330ポイントで3位だが、ここで25ポイント以上獲得することで2位に再浮上できる可能性が残っているからだ。また、忍ism Gamingが全勝して340ポイントとなった状況で、魚群相手に全敗してしまうと、その負け方次第では一気に5位にまで転落する危険もある。

 プレイオフでは2位と3位のチーム同士で試合を行ない、4位と5位のチームとで試合を行なう。2位と3位のチームによる試合に敗退した場合はもう1度、4位と5位のチームによる試合の勝利チームと再試合できるため、チャンスが残るが、4位と5位のチームによる試合で負けた場合はその瞬間に終了となるという流れとなっている。

 そのため、3位と4位の間にはかなり大きな差があるので、どのチームも3位以上に残っておく方がグランドファイナルへの進出の可能性が高まる。既にSaishunkan Sol 熊本の2位、または3位は確定しているため、残った1枠をどこが取るのかは非常に興味深いポイントと言えるだろう。

 こうした各チームの思惑が帰結する次回、最終第14節 Day2の開催日程は12月13日20時から。繰り返しになるが、次回カードは1試合目がホームの忍ism Gaming VS アウェイのコミュファDetonatioN、2試合目はホームの魚群 VS アウェイの名古屋OJA BODY STAR Mildomの2戦が行なわれる。

第14節 Day1の試合結果
第14節 Day1終了時の順位表
次回第14節 Day2は12月13日火曜の20時から。泣いても笑ってもSFL 2022リーグ最後の一戦だ