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リモートデスクトップでもWindows HelloやFIDO2認証可能なWindows 11 Insider版

 Microsoftは15日(現地時間)、Windows 11 Build 22000.1041(KB5017383)をInsiderのリリースプレビューチャネル向けに配信開始した。

 このビルドではWebAuthnリダイレクトと呼ばれる機能を導入。ゲスト側のWindows HelloおよびFIDO2(Fast Identity Online 2.0)キーといったセキュリティデバイスを使用することで、ホスト側もパスワードなしでアプリやWebサイト認証が可能。

 また、タスクバーの通知バッジによりダイナミックなウィジェットコンテンツを追加。ウィジェットボードを開けば、上部にバナーが表示され、通知バッジが表示された理由についての詳細情報を提示する。

 修正点としては、新OSにアップグレードした後に未署名のMicrosoft Storeアプリの再インストールが必要になる問題、NPSM(Network Policy Server Management)によって引き起こされるサインアウトに時間がかかってしまう問題、DWMのレンダリング問題、d3d9on12.dllを使うグラフィックスドライバの問題などを挙げている。