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画面上のさまざまな長さが測れる機能を搭載したPowerToys

新たに実装されたスクリーン ルーラー

 米Microsoftは7日(現地時間)、Windows用の便利ツール群「PowerToys Release v0.62.0」を配信開始した。このバージョンでは3つの新しいユーティリティを実装した

  • スクリーン ルーラー - 画面のあらゆる場所の長さ(ピクセル数)を計測できるユーティリティ
  • Quick Accent - アクセント付きの文字を容易に書くことが可能
  • Text Extractor - 選択した領域の中からOCR機能を使ってテキストだけクリップボードにコピー

 また、Always on Top機能でOutlookのポップアップウィンドウを閉じた際に境界線が残る問題、カラーピッカーでズームウィンドウを再度開いた時にズーム倍率がリセットされない問題、Fancy Zonesエディターが間違ったレイアウトを複製または編集してしまう問題、ファイル エクスプローラーアドオンの改善などが図られている。

 既知の問題として、Text ExtractorがArm64デバイスで動作しない、Windows 11においてPower RenameおよびImage Resizerのコンテキストメニューがシステムの再起動まで表示されない、設定ウィンドウが開けない(MSI AfterBurnerやRivaTuner Statistics Serverなど非互換アプリ)点を挙げている。