AppleのiOS/iPadOS/macOS/watchOSに脆弱性で更新一斉配布

macOS Montereyの更新

　米Appleは17日(現地時間)、iOS、iPadOS、macOSに脆弱性があるとし、修正版を配信開始した。iOSおよびiPadOSの更新後のバージョンは15.6.1で、macoOS Monterey更新後のバージョンは12.5.1となる。

　これまでのバージョンには、アウトオブバンド書き込みにより、カーネル特権で任意のコードを実行できてしまう脆弱性(CVE-2022-32894)と、細工されたWebコンテンツでコードが実行できてしまう脆弱性(CVE-2022-32893)が存在していた。

　watchOSもセキュリティ問題への対処を理由とするバージョン8.7.1が公開されているが、CVEの詳細については非公開となっている。

iOSの更新