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2023年1月にWindows 8.1サポート終了で通知表示を開始

 Microsoftは12日(米国時間)、Windows 8.1向けの7月度アップデートとなる「KB5015874」を提供開始した。本パッチより、2023年1月に控えるWindows 8.1のサポート終了(EOS)に向けた対応として、EOSが近付いていることをユーザーに知らせるダイアログボックスの表示を始めている。

 このダイアログボックスは、Windows 8.1のEOSとなる2023年1月10日までの間、35日ごとに画面に登場し、ユーザーへEOSが近付いていることを知らせる。EOSまで通知を表示しないオプションとして「Remind me after the end of support date」ボタンも用意している。

 なお、組織の管理下にあるWindows 8.1 ProおよびEnterpriseのデバイス、組み込み向けのWindows Embedded 8.1 EnterpriseおよびIndustry Proのデバイスはこの機能の対象外となる。

 同社ではEOSに向け、Windows 8.1デバイスを現在サポート中のWindowsへとアップグレードするよう奨めているほか、アップグレードの要件を満たせないデバイスについては、Windows 11に対応するデバイスに置き換えるよう推奨している。

 そのほか本パッチでは、AppLockerのパブリッシャールールが展開された際にアプリケーションが実行できなくなる問題や、Wi-Fiホットスポット機能がうまく使えないといった不具合の修正も実施している。