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NEC PC、第12世代Core i7搭載のミニPC。Core i9+Intel GPUのスリムPCも

LAVIE Direct DT

 NECパーソナルコンピュータ株式会社は、第12世代Core i9を搭載可能なデスクトップPC「LAVIE Direct DT」と第12世代Core i7を搭載できる小型デスクトップPC「LAVIE Direct DT Slim」を発売した。価格はそれぞれ、15万7,000円、13万7,000円から。

LAVIE Direct DT

LAVIE Direct DT

 LAVIE Direct DTは、CPUに16コア24スレッドで最大5.1GHzのCore i9-12900を搭載した、幅89mmで高さが336mm(スタンドなし時)のスリムデスクトップ。オプションでGPUにIris Xe MAX 100を搭載できる点が最大の特徴。

 付属するディスプレイは、非光沢でフルHD(1,920×1,080ドット)表示対応の23.8型IPS液晶。ベゼルは約1mmで、ブルーライト低減機能やフリッカーフリー設計、左右両方向へのピポット機能を備える。

 また、添付するキーボードは、ステップスカルプチャー構造で、キートップはシリンドリカル形状となっている。上部に電源スイッチを備えており、PC本体の電源が投入できるほか、さまざまなホットキーを装備。一部キーを省くことで省スペース化を図っている。

 最小構成の仕様は、CPUがCeleron G6900、メモリが4GB、ストレージが1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows 10 Homeを備える。BTOではCore i9-12900、メモリ64GB、1TB SSD+2TB HDD、BDXLドライブ、無線LAN、Windows 11 ProおよびWindows 10 Pro(Windows 11 Proダウングレード権使用)などを選択可能。

 インターフェイスは、USB 3.0 Type-C、USB 3.1×2、USB 3.0×2、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet、DisplayPort×2、HDMI出力、PS/2×2、音声入出力などを備える。なお、背面インターフェイスは、BTOによりDisplayPort、HDMI、USB Type-C、シリアルポートを追加増設できる。

本体背面インターフェイス
本体側面

LAVIE Direct DT Slim

LAVIE Direct DT Slim

 LAVIE Direct DT Slimは本体サイズが34.5×182.9×179mm(幅×奥行き×高さ)、縦置きスタンド装着時でも89.5×186×192.2mm(同)とコンパクトで、容積約1Lの第12世代Core搭載小型PC。

 付属の液晶はベゼルが約1mmの狭額縁タイプ。キーボードはLAVIE Direct DTと同様のスリムタイプで、ステップスカルプチャー構造やシリンドリカルキートップを採用する。ホットキーや電源ボタンは搭載しないが、背面の専用USBポートに接続することで、Alt+Pによる電源投入が可能。

 最小構成の仕様は、CPUがCeleron G6900T、メモリが4GB、ストレージが500GB HDD、OSがWindows 11 Homeなど。BTOではCore i7-12700T、メモリ32GB、1TB SSD+1TB HDD、外付け光学ドライブなどが選択可能。

 インターフェイスはUSB 3.0 Type-C、USB 3.1×4、USB 3.0、USB 2.0、HDMI、DisplayPort。オプションではミニD-Sub15ピン/HDMI/DisplayPortを1基増設でき、さらにDisplayPortを増設して最大4画面の出力が可能になるほか、シリアルポートも搭載可能(増設DisplayPortと排他)。

オプションの光学ドライブ装着時
本体背面インターフェイス