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旭化成のBluetooth ICがBluetooth 5.3のロゴ認証取得。方向検知機能搭載

 第三者検査機関のテュフ ラインランド ジャパンは28日、旭化成エレクトロニクス株式会社のBluetooth 5.3対応モジュール「AK1595A / Model-1」が、日本のBluetooth 5.3対応ICでは初対応となる「方向検知機能」を含むロゴ認証試験を通過したと発表した。

 Bluetooth 5.3は、Bluetooth規格の最新バージョンとして2021年10月に発表された規格。方向検知機能は、Bluetoothデバイスに信号発信の方向を認識させる技術。方向認識機能を持った近接通信ソリューションや、cm単位の精度で位置を特定できる測位システムの開発を可能にするという。

 テュフ ラインランド ジャパンはBluetooth SIG認定の試験施設を保有しており、方向検知機能オプションの測定を含むBluetooth 5.3のロゴ認証試験をはじめとしたロゴ認証試験や認証取得サポートを行なっている。