Steam版OBS Studioが登場。通常版と同一ビルドが利用可能

　ライブ配信ソフト「OBS Studio」にSteam版が22日登場した。WindowsおよびmacOSに対応するビルドを提供しており、Steam内から無料で入手できる。

　OBS Studioは、オープンソースで開発されているライブ配信ソフト。これまで公式サイトやGitHubなどで本体を配布してきたが、新たにSteam内でも同一のものを提供する。インストールの容易さや、Steamの持つバックグラウンドでの自動アップデート機能、BetaおよびRelease Candidateビルドへのオプトイン機能などを活用でき、ユーザーの利便性を向上できるとしている。

　なお、既存のプラグインなどはそのまま利用できるが、Steamのクラウド保存やワークショップ、実績機能には非対応となる。また、Linux向けビルドについては検討はしているものの、現時点で具体的な計画はないとしており、Flatpak(Linux向けのアプリ配布ツール)の利用を勧めている。