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テレワークの普及により、テーブルタップや延長コードによる発火事故が増加

事故の発生率

 NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)によると、2019年から2021年の2年間、それまで減少傾向にあったテーブルタップや延長コードによる発火事故が増加しているという。

 テレワークの普及や増加に伴い、テーブルタップなどの配線器具の使用が増え、NITEに届けられている事故も増加傾向にある。発火事故の主な原因は、コンセントに付着したほこりや水分によるトラッキング現象だと分析している。

 NITEは事故を未然に防げるポイントとして以下を挙げている。

・電源プラグやテーブルタップ、コンセント差込口などにほこりがたまらないように掃除する
・水分やアルコールが付着しないよう注意する
・変形した電源プラグを使用しない
・電源コードを引っ張る、机や椅子などの脚で踏むなど無理な力を加えない
・接続可能な最大消費電力を超えない範囲での使用

事故件数の推移
主な事故原因