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PCとWebカメラのみでVTuberになれる無料サービスが公開

 株式会社ユーザーローカルは、PCとWebカメラのみで3Dアバターを使えるブラウザベースの無料サービス「Webcam VTuber」を公開した。

 WebカメラをPCに接続して、ブラウザからURLを開くだけで使えるのが特徴。3Dアバターを含む映像は、配信ツールのOBSや画面キャプチャなどのソフトウェアと組み合わせて、ライブストリーミングやビデオ通話などに利用できる。対応OSはWindows 10以降、macOS Mojave以降。対応ブラウザはGoogle Chrome、Firefox、Edge。スマートフォン用ブラウザやSafariには非対応。

 Webカメラに映した顔からまばたきや口の動き、体の動きを検知して3Dアバターを動かせる。体の傾きや腕の動き、手指の形もアバターの動きに反映可能。表情はプリセットの5種類(1~5のキーボードショートカット対応)から場面に応じて選択して使う。

 3Dアバターは男女の人物モデル5種類、背景画像は7種類がプリセットとして用意されているが、VRMファイルや画像をアップロードして任意のアバターを利用することもできる。

 Webカメラの映像から骨格推定を行ない、ユーザーの動きを3Dアバターに反映させる技術は、ユーザーローカルが開発したAIアルゴリズムによるもの。なおWebカメラ映像はWebブラウザ上で3Dアバターを動かすためにのみ利用されるため、カメラ映像が送信されることはないとしている。