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2021年上期のPC市場、前年の反動で大幅減。AppleのM1搭載機は好調で個人向け2位
2021年12月1日 16:00
株式会社MM総研は1日、2021年度上期の国内PC出荷台数の調査を取りまとめた。これによれば、2021年度上期の国内PC出荷台数は591.4万台と、前年同期比25.6%という大幅な減少となったことが明らかになった。
個人向けは2020年の新型コロナ流行による在宅勤務や在宅学習の反動があり、19%減となった。その中でAppleが独自CPUを搭載した結果、上位メーカーで唯一出荷台数を伸ばし、シェア2位を獲得した。ただし、冬商戦は半導体不足の影響を受ける可能性があるとしている。
法人市場において、2020年度はGIGAスクール需要があったが、その反動で2021年度上期は28.5%減の393.3万台。GIGAスクール需要を除いても17%減と振るわず、これは半導体不足の影響で回復の足かせとなっているという。特に法人では最新CPUではなく、アプリケーションの検証が取れた旧世代の採用が多い一方で、CPUメーカーは最新世代のCPUの供給を優先させたのが原因だとしている。
2021年度通期では、33.5%の減の1,148.9万台を予測している。