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8型UMPC「GPD Pocket 3」が国内予約開始。XPやWIN Max(2021)も続々
2021年11月25日 18:18
株式会社天空は、GPD製の8型2in1 UMPC「Pocket 3」の予約受付を開始した。出荷は2022年1月下旬を予定している。価格は、Core i7-1195G7/メモリ16GB/ストレージ1TB搭載の「Ultimate」が14万6,200円(先行予約は13万1,580円)、Pentium Silver N6000/メモリ8GB/ストレージ512GB搭載の「Pro」が8万6,000円。KVMモジュール/RS-232Cモジュールセットは別売りで、1万2,500円。
Pocket 3は重量725gで8型ディスプレイを搭載。最上位でCPUにCore i7-1195G7を備え、4コア/8スレッド、最大5GHzで動作する。Pentium Silver N6000モデルはマルチコア性能でCore m3-8100Yを上回るとしている。
液晶は2軸ヒンジにより180度反転し、タブレットとしても利用できる。背面のインターフェイスは着脱可能なモジュール式となっており、標準ではUSB 3.0を備えているが、HDMIキャプチャ/キーボード、マウス操作出力用USB Type-Cを備えたKVMモジュールと、シリアルポート(RS-232C)モジュールを用意し、換装して利用できる。
PC Watchでは既に上位モデルのレビューを掲載しているので、購入前に参考にされたい。
25日に都内で開かれた発表会では、株式会社天空 代表取締役の山田拓郎氏が、Pocket 3の特徴について解説。Pocket 3は旧モデルのPocket 2、P2 Max、Micro PC、WIN Maxの全てを凝縮したモデルであるとした。
P2 Max的な要素としてはWebカメラを挙げ、ビデオ会議を必要するビジネスマンに最適とする。一方でMicro PC的な要素としては、シリアルポートやGigabit Ethernetの搭載といったポイントや、新たに用意したKVMモジュールでサーバーを管理可能である点を挙げた。一方でWIN Max的な要素としては、Core i7-1195G7の搭載により、フルHD解像度でも3Dゲームがプレイ可能な性能であるや、ステレオスピーカーの搭載を挙げた。
GPDならではの特徴としては、急速冷却により強度を高めた2軸ヒンジや、Apple製品と同様のアルミ製ユニボディデザイン、換装可能なモジュールの採用などがある。ちなみにモジュールは、現時点ではmicroSDカードスロットが開発中、4G/LTE対応モジュールが構想中であるとしている。
このほか、コントローラを備えたAndroid端末「XP」も本日より発売開始。価格は4万2,600円となっている。日本版では技適を取得しているのはもちろんのこと、Google Playも対応している。直販特典として2,500円分相当の専用ケースをプレゼントする。