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Windows 11月例更新で高解像度環境におけるUI描画の乱れを修正

 Microsoftは9日(現地時間)、Windows 11向けの月例パッチ「KB5007215」を配信開始した。

 パッチの内容はセキュリティアップデートのほか、一部のUI要素やアプリの描画が乱れる問題に対処している。この問題は、DPIや解像度が大きいディスプレイを使用している環境において、GDI+を用いるアプリで幅の値が0のペンオブジェクトを設定した場合、またはアプリがスケーリングを利用している場合にも起きる可能性があるという。

 このほか、Windows Updateのインストールを実行するコンポーネント「サービススタック更新プログラム」(SSU)の品質向上も行なっている。同社では具体的な更新内容について言及していないが、「堅牢で信頼性の高いサービススタックが確保される」と説明している。