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Noctua、液晶ポリマーファン「NF-A12x25 PWM」にブラックカラー。「NH-U12A」も

 オーストリアのヒートシンクメーカーNoctuaは12日(現地時間)、ブラックカラーの冷却ファン「NF-A12x25 PWM chromax.black.swap」と、空冷CPUクーラー「NH-U12A chromax.black」を発売した。価格は前者が32.9米ドル(約3,730円)、後者が119.9米ドル(約1万3,600円)。

 通常モデルのNoctua製冷却ファンはベージュのフレームにブラウンのファン本体(と四隅の防振パッド)というカラーリングが特徴となっているが、これをブラックカラーに統一したモデル。主なスペックはベースモデルと同等。

 NF-A12x25 PWMは、120mm口径の冷却ファン。素材には高い引張強度や遠心力による変形耐性を備えたLCP樹脂「Sterrox」を用いており、ファンブレードとフレームの隙間を0.5mmまで短縮。さらに振動を抑えることによって安定した冷却性能を謳う。chromax.black.swapでは防振パッドを赤、白、青、緑、灰色、黄、黒の7色から選んで装着できる。

 NH-U12Aは、2基のNF-A12x25がヒートシンクを挟み込む構造。chromax.blackではヒートシンクやヒートパイプを含む金属部分まですべて黒く塗装されている。

 ヒートシンクカバーの「NA-HC8」と「NA-HC7」も併せて発売している。両者の違いは外観のデザイン。NA-HC8は白もしくは黒の単色で、NA-HC7は黒をベースに矢印のような意匠を施している。矢印部分のカラーはインレーで切り替えられるようになっており、赤、青、緑、黄色、黒、白の6色から選択可能。価格はいずれも19.9米ドル(約2,250円)。

NF-A12x25 PWM chromax.black.swap
NH-U12A chromax.black
NA-HC8(画像は白のカバーを取り付けたところ)
NA-HC7(画像は緑のインレーを挿入したところ)