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Corsairと東京タワーがコラボ。特別ライトアップやeスポーツ施設での協力も

Corsairと東京タワーがコラボレーション。発表会も東京タワー内のイベントスペース「Club333」から行なわれた

 Corsairは、独自無線技術のSLIPSTREAMワイヤレステクノロジーを採用したゲーミングデバイス新製品の発表会を開催した。あわせて同社では、東京タワーとのコラボレーションを今後展開していく。

 今回新たに発表したのは、重量79gの軽量無線ゲーミングマウス「SABRE RGB PRO WIRELESS」、PS5のTempest Audioにも対応する無線ゲーミングヘッドセット「HS80 RGB WIRELESS」、4つの接続方式をサポートするゲーミングヘッドセット「VIRTUOSO RGB WIRELESS XT」の3機種。各製品の詳細については、以下の記事を参照されたい。

 あわせて、東京タワーとのコラボレーションを開始。今回発表のSLIPSTREAM採用機器を購入するとコラボオリジナルタオルがもらえるキャンペーンや、Corsair製品を2万円以上購入したユーザーに抽選で無線マウス「KATAR PRO WIRELESS」をプレゼントするキャンペーンを展開する。期間は9月18日から10月2日まで。

SABRE RGB PRO WIRELESS
HS80 RGB WIRELESS
VIRTUOSO RGB WIRELESS XT
コラボ記念キャンペーンも実施

ゲーム/ライブ配信をCorsair製品だけで実現

PCパーツから照明器具まで、ゲーマーやストリーマーに必要な機材を幅広くカバー
Corsair アジア地域のシニアセールスディレクター Tim Handley氏

 発表会では、同社アジア地域のシニアセールスディレクター Tim Handley氏から、Corsairブランドに関する紹介も行なわれた。1994年の設立以降、自作PC向けのパーツや周辺機器を展開。RGB LEDを内蔵するものなど、ゲーマー向けの製品も投入し、強化も進めているという。

 加えて、配信関連機器を扱うElgato(2017年)や、カスタムゲームコントローラを製造するSCUF Gaming(2019年)などを買収。ゲーマーやストリーマーに対して、Corsair製品だけで完結できるエコシステムを提供できるとした。

 日本市場に向けては、2012年の本格参入以降、250以上の店舗やECサイトなどで製品を販売。現在では25を超える製品カテゴリを展開しているという。

創業以降PC関連の様々な製品を展開
日本市場にも多くの製品を展開

東京タワーとのコラボで国内でのブランド訴求を推進

コラボパーカーなども製作
(左)Corsair ジャパンマーケティングマネージャー 神冬旗氏、(右)株式会社東京タワー 営業部長 澤田健氏

 新製品に加え、Corsairと東京タワーとのコラボレーションについても、Corsair ジャパンマーケティングマネージャーの神冬旗氏から紹介が行なわれた。

 Corsairでは、60年以上の長きに渡り愛されてきた東京タワーとのコラボレーションにより、広くCorsairブランドを訴求できると述べ、力を入れている日本市場に向けたブランディングの新たな象徴となると考えているという。2022年以降は、東京タワーのプロパティを活用したコラボデザイン製品なども検討しており、強力なタッグを築いていきたいとした。

 続いて株式会社東京タワー 営業部長の澤田健氏が登壇。現在コロナ禍の影響で海外からの来場者が減る中で、このタイミングでのコラボは非常にありがたいことだと述べた。そのうえで、世界に向けて東京タワーブランドを訴求していく中で、世界的なPC周辺機器ブランドであるCorsairの力も借りながら、一緒にブランディングを進めていきたいとした。

2022年4月には東京タワーにeスポーツ施設が開業
コラボライトアップ。全体のデザインはまだ非公開だが、展望台南側にはCorsairのロゴが浮かび上がるという

 本コラボプロジェクトに向けて、両社ではオリジナルデザインのパーカーやフェイスタオルなども製作。Twitterでの特別プロジェクトなどで活用するほか、パーカーは9月18日より、東京タワー内のショップGALAXYにて数量限定で販売する予定。

 また、新製品発売日の10月2日18時頃には、特別コラボデザインの東京タワーライトアップも実施。世界で活躍する照明デザイナーの石井幹子氏が手がけ、Corsair製品のRGBイルミネーションやロゴなどをイメージしたデザインに仕上がっているという。

 そのほか、東京タワーでは2022年4月に国内最大級のeスポーツ施設「RED°TOKYO TOWER」を開業予定。Corsairでは、本施設においてもユーザーやストリーマー、プロゲーマーがコミュニケーションを取れる場として参入していくとした。