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Corsair、8,000Hz対応のゲーミングキーボード/マウス。同社初の60%キーボードも
2021年4月8日 22:00
Corsairは、ゲーミングマウスおよびキーボードの新製品を計3機種発表した。ともに17日より発売する。
「K70 RGB TKL CHAMPION SERIES」および「SABRE RGB PRO」は、CHAMPIONシリーズに属する新製品。店頭予想価格はそれぞれ1万6,990円前後、7,920円前後の見込み。
近年eスポーツが盛り上がりを見せるなかで、プロゲーマーのフィードバックをもとに、求められる性能を満たしつつ、Corsair独自の特徴的な機能などを搭載した製品群となる。
どちらも独自の「AXONハイパープロセッシングテクノロジー」により、最大8,000Hzのポーリングレートを実現し、遅延を抑えた操作が可能。8,000Hzのポーリングレートに対応したキーボードを展開しているのは同社のみという。なお、すでに販売中の上位機種「K100 RGB」についても、アップデートにて8,000Hzのポーリングレートをサポートする。
K70 RGB TKL CHAMPION SERIES
K70 RGB TKL CHAMPION SERIESは、テンキーレスタイプの有線キーボード。着脱式ケーブルを採用し、持ち運びやすい設計とした。インターフェイスはUSB Type-Cとなる。
本体上部にトーナメントスイッチを装備。大会に参加するさいに便利な機能で、オンにするとバックライトLEDが単一色となり、マクロやプロファイルによるカスタマイズを無効化する。
ブラシ加工を施したアルミフレーム筐体を使用し、PBTダブルショットキーキャップを装備。キースイッチはCherry MX Speed RGBおよびCherry MX Redの2種類を用意する。
なお、上位のK100 RGBでは光学式スイッチを搭載しているが、プロゲーマーのなかではまだCherry MXを好んで使うとの声があったことから、今回光学式のものは採用していない。将来的には光学式スイッチ搭載モデルについても検討したいとしている。
キー配列は日本語で、本体サイズは360×164×40mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約0.93kg。
SABRE RGB PRO
SABRE RGB PROは、有線接続の右利き用マウス。重量74gの軽量設計としたほか、かぶせ持ちとつかみ持ちに両対応したエルゴノミクス形状を採用している。
センサーにはPixArt製PMW3392、スイッチには5,000万回の押下耐久性を謳うオムロン製のものをそれぞれ搭載。加えて、スイッチ部分とボタンの隙間をなくし、素早い入力が実現できるとするQUICKSTRIKEボタンを採用した。
そのほか、2ゾーンRGB LEDや選択中のDPIを確認できるLEDインジケータ、プロファイル保存用のオンボードメモリなども内蔵。ケーブルには柔軟性の高いパラコードケーブルを使用している。
センサー部は解像度が最大18,000dpi、読み取り速度が450ips、加速度が50G。本体サイズは70×129×43mm(同)。ケーブル長は2.1m。
K65 RGB MINI
また、同社初となる60%ゲーミングキーボード「K65 RGB MINI」も発表。店頭予想価格は1万4,080円前後の見込み。
Fnキーや矢印キーなどを省いたコンパクトな日本語キー配列を採用。8,000Hzのポーリングレートを実現するAXONハイパープロセッシングテクノロジーもサポートする。ケーブルは着脱式で、インターフェイスはUSB Type-Cとなっている。
キースイッチにはCherry MX RGB Speedを採用。マウス操作やWindowsキーロックなどが可能なショートカット機能や、Fnキー/Fn2キーと各キーを組みあわせて呼び出せるファンションレイヤー機能も搭載し、キー数が少ないながらも機能性に優れているとする。
加えて、摩耗に強いPBTダブルショットPROキーキャップを採用し、Corsairキーや放射状に発光が透けるデザインのスペースキーなども同梱する。
本体サイズは294×105×44mm(同)、重量は約0.58kg。
そのほか、好みにあわせて取り替えられる交換用キーキャップ「PBT DOUBLE-SHOT PRO KEYCAP MOD KIT」も用意。色はElgato Blue、Rogue Pink、Origin Red、Onyx Black、Mint Green、Arctic Whiteの6種類で、5月中旬の発売を予定している。
