Corsair、カスタムゲームパッドで知られる「SCUF Gaming」を買収

　米Corsairは16日(米国時間)、家庭用ゲーム機用コントローラなどの製造で知られる「SCUF Gaming」の買収を発表した。買収取引は12月中に完了する見込み。

　SCUFは2011年創業の企業で、XboxやPlayStationの家庭用ゲーム機、およびPCで利用できるゲームパッドを開発/発売している。モジュール式の構造が特徴で、パドル制御システム、取り外し可能な背面パドル、クイックアクセスリマッピングスイッチ、カスタマイズ可能なスティック、ヘアトリガー、トリガーストップおよびエクステンダ、Dパッド、交換可能な磁気フェイスプレートなど豊富なカスタマイズが可能。

　買収後もSCUFは独立したブランドとして存在し、米アトランタの本社と各地域オフィスによる運営が継続される。買収による既存のSCUF Gaming製品の保証や購入、サポートへの影響はなく、SCUF Gamingによって引き続き提供されるとしている。

　なお近年のCorsairはゲーミング関連の市場拡大を進めており、2019年7月にはゲーミングBTO PCメーカーのORIGIN PC、2018年6月にはゲーム配信機材などを手掛けているElgato Gamingをそれぞれ買収している。