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キオクシア、XL-FLASH搭載のデータセンター向け低遅延/高耐久SSD

FL6シリーズ

 キオクシア株式会社は、ストレージクラスメモリ(SCM)にXL-FLASHを搭載するエンタープライズ/データセンター向けSSD「FL6」シリーズのサンプル出荷を開始した。

 FL6シリーズは、DRAMとNANDフラッシュの間の大きな速度差を埋めるSCMとして、同社のBiCS FLASH技術を用いたXL-FLASHを搭載したSSD。PCI Express 4.0およびNVMe 1.4に対応し、データセンターなどにおいて優れた低遅延性と耐久性を発揮できるとする。

 容量は800GBから3.2TBまでを用意。耐久性は60DWPDで、平均故障間隔(MTBF)は2,500万時間。SEDやFIPS 140-2などのセキュリティ対応モデルも地域によって選択できる。