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macOSにすでに悪用の恐れがある2件の脆弱性。macOS Big Sur 11.6で修正

macOS Big Sur 11.6

 Appleは13日、すでに悪用の恐れがある脆弱性に対処する「macOS Big Sur 11.6」を公開した。

 本アップデートでは、細工されたPDFファイルにより任意コード実行が可能となるCoreGraphicsに関する脆弱性(CVE-2021-30860)、および細工されたWebコンテンツにより任意コード実行が可能となるWebKitに関する脆弱性(CVE-2021-30858)を修正している。

 同社では、どちらの脆弱性もすでに悪用を確認しているとしており、早めのアップデート適用を推奨したい。