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NVIDIA、第2四半期の利益は前年比282%増。ゲーミング向け絶好調

GeForce RTX 3080 Ti

 米NVIDIAは18日(現地時間)、2022年度第2四半期(2021年5月~7月期)の決算を発表した。これによれば、売上高は前年同期比68%増の65億700万ドル、営業利益は275%増の24億4,400万ドル、純利益は282%増の23億7,400万ドルと、かつてない記録を計上した。

 この中でも、ゲーミング向けセグメントが前年同期比85%増の30億6,000万ドルを記録した。このほかデータセンター向けやプロ向けでも好調であった。

 第2四半期にはGeForce RTX 3080 Tiや3070 Tiといった新製品を投入した。データセンター向けでは同社のAI向けのソフトウェアプラットフォーム「Base Command」と「Fleet Command」を投入している。

 ちなみにGPUはマイニングでの需要で高騰が続いており、同社はマイニング性能を制限したLHR版の投入で対策を行なっているものの、出荷はまだ始まったばかりといった段階。決算の中でゲーミング向けとされる大半が本当にゲーミングに使われたのか、まだ不透明だ。