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Samsung、防水仕様となった折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold3/Flip3 5G」

Galaxy Z Fold3 5G(左)、Galaxy Z Flip3 5G(右)

 韓国Samsung Electronicsは、折りたたみ式スマートフォンの新型「Galaxy Z Fold3 5G」および「Galaxy Z Flip3 5G」を発表した。

 両機種ともに、折りたたみ式スマートフォンとしては初のIPX8防水に対応。また、筐体のメタルフレームとヒンジ部に新素材のArmor Aluminum、メインディスプレイ部には新たな保護フィルムを使用することで、従来モデルと比べて前者は10%、後者は80%耐久性が向上したとする。カバースクリーンや背面ガラスにはGorilla Glass Victusを採用した。

Galaxy Z Fold3 5G

Galaxy Z Fold3 5G

 Galaxy Z Fold3 5Gは、横方向の折りたたみが可能な6.2型スマートフォン。価格は1,799.99ドルから。

 前面カメラのレンズ上に画素を配置することで、レンズによるディスプレイの切り欠き(パンチホール)をなくす「Under Display Camera」を搭載したのが大きな特徴。Galaxyスマートフォンシリーズでは初の採用例で、より没入感の高い映像体験を実現できるとする。

 メインディスプレイには7.6型2,208×1,768ドットのInfinity Flex Display、カバースクリーン(背面ディスプレイ)には6.2型2,268×832ドットディスプレイを備え、ともにDynamic AMOLED 2X有機ELパネルによる120Hz駆動に対応。Eco squareテクノロジーにより、消費電力を抑えながら画面の明るさを29%高めたという。

 加えて、S Penでのペン入力を新たにサポート。あわせて新型S Penとして、これまでのGalaxy製品でも使えるBluetooth接続の「S Pen Pro」と、Bluetooth非搭載で本機種専用となる「S Pen Fold Edition」を用意する。

 大画面をより活用できるようUI周りの改善も実施。カレンダーやメールアプリなどのサイドバー幅が自由に調整可能となったほか、アプリをピン留めし、PCのようにアプリケーションの切り替えをスムーズに行なえるTaskbar機能を追加した。さらに、ハイパーリンクなどをドラッグアンドドロップすると画面を分割して表示する「Drag and Split」や、すべてのアプリでマルチタスクを使えるようにする試験的な機能も用意している。

IPX8の防水設計となった
前面カメラはディスプレイ下に内蔵
S Penでのペン入力も可能
UI周りも大画面を活用できるよう改善

 カメラは、背面が3眼構成で1,200万画素/F2.2超広角、1,200万画素/F1.8広角(光学手ぶれ補正対応)、1,200万画素/F2.4望遠(光学2倍/デジタル10倍、光学手ぶれ補正対応)、カバースクリーンが1,000万画素/F2.2、前面(画面内)が400万画素/F1.8。背面カメラについてはSuper Clear Glassで保護する。カバースクリーンや展開時の大画面ディスプレイを活用した、Dual PreviewやCapture View機能は改良を加えて引き続き備える。

 SoCはSnapdragon 888、メモリは12GB、ストレージは256GBまたは512GB UFS 3.1、OSはAndroid 11を搭載。Dolby Atmos対応のステレオスピーカーも備える。NSA/SA方式の5G(Sub-6/ミリ波)ネットワークをサポートし、eSIM×1とNano SIMカードスロット×2を装備。生体認証は指紋および顔に対応する。

 本体色はPhantom Black、Phantom Silver、Phantom Greenの3種類。サイズは展開時が128.1×6.4×158.2mm(幅×奥行き×高さ)、折りたたみ時が67.1×14.4~16×158.2mm(同)、重量は271g。バッテリ容量は4,400mAh。

背面
左から、Phantom Green、Phantom Black、Phantom Silver

Galaxy Z Flip3 5G

Galaxy Z Flip3 5G

 Galaxy Z Flip3 5Gは、縦方向の折りたたみが可能な6.7型スマートフォン。価格は999.99ドルから。

 従来モデルに引き続き、たたむと非常にコンパクトな形状となるのが特徴。前面ディスプレイは6.7型2,640×1,080ドットInfinity Flex Displayで、カバースクリーンは1.9型260×512ドットディスプレイを搭載し、前者は120Hz駆動対応のDynamic AMOLED 2X、後者はSuper AMOLEDを採用する。

 カバースクリーンは従来モデルからデザインを一新し、約4倍の大型化を果たした。より多くの情報を表示できるようになったことで、メールやチャットの確認などが可能となり、セルフィー撮影時のプレビューも見やすくなった。ウィジェットも表示でき、天気の確認や歩数計のチェック、Samsung Payを使った決済なども行なえる。後述のGalaxy Watch 4シリーズの盤面とデザインを統一するといったことも可能。

展開時
カバースクリーンは従来から大型化
セルフィーも撮影しやすく

 カメラは、背面が2眼構成で1,200万画素/F2.2超広角と1,200万画素/F1.8広角(光学手ぶれ補正対応)、前面が1,000万画素/F2.4。背面カメラについてはSuper Clear Glassで保護する。Galaxy Z Fold3 5Gとは異なり、前面カメラにUnder Display Cameraは採用しない。

 SoCはSnapdragon 888、メモリは8GB、ストレージは128GBまたは256GB UFS 3.1、OSはAndroid 11を搭載。Dolby Atmos対応のステレオスピーカーも備える。NSA/SA方式の5G(Sub-6/ミリ波)ネットワークをサポートし、eSIMとNano SIMカードスロットを1基ずつ装備。生体認証は指紋および顔に対応する。

 本体色はCream、Phantom Black、Green、Lavenderの4種類を展開し、直販ではさらに限定色としてWhite、Pink、Grayを用意。サイズは展開時が72.2×6.9×166mm(同)、折りたたみ時が72.2×15.9~17.1×86.4mm(同)、重量は183g。バッテリ容量は3,300mAh。

 また、幅広いカラーバリエーションに加え、ストラップカバーやリンググリップといったアクセサリ類も多く用意している。

Lavender(左)、Green(下)、Phantom Black(上)、Cream(右)
左から、White、Pink、Gray
様々なアクセサリを用意

スマートウォッチやワイヤレスイヤフォンも新型を発表

Galaxy Watch4、Galaxy Watch4 Classic

 あわせて、スマートウォッチ「Galaxy Watch4」、「Galaxy Watch4 Classic」、およびワイヤレスイヤフォンの「Galaxy Buds2」も発表。

 Galaxy Watch4およびGalaxy Watch4 Classicは、SoCに5nmプロセスのExynos W920を採用したスマートウォッチ。価格はそれぞれ249.99ドルから、349.99ドルから。

 どちらも円形の盤面デザインだが、Galaxy Watch4 Classicについては回転ベゼルも装備。光学式心拍、心電図、生体電気インピーダンス(体組成分析用)の3種類のセンサーを収めた独自のBioActiveセンサーを内蔵する。プラットフォームがGoogleと共同開発となり、Googleやサードパーティによるアプリなども利用できるようになった。

Galaxy Buds2

 Galaxy Buds2は、アクティブノイズキャンセリングやアンビエントサウンドモードなどを備えた左右分離型ワイヤレスイヤフォン。価格は149.99ドル。

 専用アプリを通じて、イヤフォンが正しく装着できているか確認できる機能や、Galaxyデバイス間で接続をシームレスに自動で切り替えられるAuto Switch機能なども備える。

 そのほか、Galaxy Z FlipやFold2などで用意していた、Thom Browneとのコラボレーションによる特別エディションについても、展開を予定している。

Thom Browneコラボの特別エディション