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Microsoft Whiteboardを刷新。Teamsとの連携も可能に

Microsoft Teamsとの連携機能も用意

 Microsoftは17日(現地時間)、ホワイトボードアプリの「Microsoft Whiteboard」を刷新し、協業機能などを中心としたアップデートを実施した。

 今回新たにCollaboration Cursorsを追加。カーソルにユーザーの名前が表示されるもので、同時に作業している各ユーザーが何をしようとしているかを分かりやすくする。また、Microsoft Teamsのチャネル/チャットでホワイトボードが利用可能となるほか、ビデオ会議から直接共同編集が可能となるなど、Microsoft 365製品との連携強化も図っている。

 リッチコンテンツ関連では、図形やテキストなどを組み合わせたダイヤグラムの作成なども可能となった。画像やドキュメントの挿入も引き続き行なえる。インク(手書き)入力も改善し、図形を描画した際に自動で形状を整える機能を備え、マウスやトラックパッドでも書きやすくなった。

 そのほか、UIにも改良を施し、新たにFluent Toolbarを実装。Surface Hubのような大型デバイスからスマートフォンのような小型デバイスまで、各プラットフォームでUIを統一しており、幅広い環境で直感的に使えるCreation Galleryなども追加した。また、画面上部のトップバーには共同作業中のユーザーを表示し、確認しやすくなった。

誰が何をしているのか分かりやすくなったCollaboration Cursors
リッチコンテンツも活用できる
インク機能はマウスなどでも使いやすく
様々なデバイスで使えるようUIも刷新
Meet the new Microsoft Whiteboard designed for Hybrid Work