日本語版Illustrator/InDesignがM1 Macにネイティブ対応。約60%の高速化やカンバス回転機能の追加も

　Adobeは、日本語版のIllustratorおよびInDesignについて、Apple Silicon(M1 Mac)ネイティブ対応版の提供を開始する。時期は6月22日を予定している。

【6月18日訂正】初出時にApple Siliconネイティブ対応版の提供を開始したとしておりましたが、Adobeより提供開始時期を6月22日(予定)に延期するとの訂正が入ったため、修正いたしました。

　同社では8日(米国時間)より、両アプリケーションのApple Silicon対応版を公開していたが、日本語版については後日対応すると発表しており、それが公開されたかたち。Intel Mac版と比べて、Illustratorでは平均65%、InDesignでは平均59%の高速化を実現したとする。

　さらにIllustrator向けの新機能として「回転ビュー」を追加。カンバスの角度を調整できるもので、iPad版にすでに実装済みの「カンバスを回転」と同様の機能となる。

回転ビュー機能