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Palit、GeForce RTX 3080 Tiと3070 Tiの投入を予告
2021年6月1日 18:10
Palit Microsystemsは1日(台湾時間)、GeForce RTX 3080 TiおよびGeForce RTX 3070 Tiビデオカードの投入を予告した。いずれもGDDR6Xメモリを搭載しており、3080 Tiでは上位の3090に肉薄する性能を、3070 Tiでは最新のゲームの性能ニーズを満たすとしている。
ラインナップは、GPUクーラーカバー全体がARGBライティングでクリスタルのように光るフラグシップの「GameRock」と、クラシックデザインの「GamingPro」の2モデルを用意。ともにデュアルボールベアリングのTurboFan 3.0を搭載し、低負荷時に回転を止める「0dB Tech」を備えるほか、電源にはDrMOSを採用した。
3070 Tiシリーズのヒートシンクは「ダブルUヒートパイプ」デザインを新たに採用し、本数は6本だが、U字型に折り返すことで6+2に相当する冷却性能が得られるとしており、熱の拡散を20%向上、GPU温度を5℃低下させられるとしている。
GameRockシリーズではエンボス加工のヒートシンクで冷却性を向上。さらに、デュアルBIOSを備え、パフォーマンスモードと静音モードの2段階にスイッチで切り替えられる。
3080 Tiのブーストクロックは、GameRock OCが1,725MHz/400W、GameRockとGamingProが1,665MHz/350W。CUDAコア数は10,240基、メモリバス幅は384bit、容量は12GB、メモリ転送速度は19Gbps、帯域幅は912GB/sなどとなっている。
3070 Tiのブーストクロックおよびカード消費電力は、GameRock OCが1,845MHz/330W、GameRockが1,770MHz/310W、GamingProが1,770MHz/290W。CUDAコア数は6,144基、メモリバス幅は256bit、容量は8GB、メモリ転送速度は19Gbps、帯域幅は608GB/sなどとなっている。