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ASUS、8コア版Tiger LakeとGeForce RTX 3050 Ti搭載の16型ゲーミングノートなど

ROG Zephyrus M16

 ASUSは11日、Tiger Lake世代で8コアのCore Hシリーズと、新GPUのGeForce RTX 3050 Tiを搭載する16型ゲーミングノート「ROG Zephyrus M16」などの新製品を発表した。

 ROG Zephyrus M16は、15型のフットプリントに16型液晶ディスプレイを収めた製品で、ベゼル幅各4.6mmの4辺狭額縁によって画面占有率94%を実現。

 第11世代Core(Tiger Lake)のハイエンドプロセッサであるCore Hシリーズの8コアモデル「Core i9-11900H(4.9GHz)」と、新発表のNVIDIA製GPU「GeForce RTX 3050 Ti」を搭載する点も大きな特徴となっている。

 液晶は16:10の画面比で解像度は2,560×1,600ドット、リフレッシュレート165Hz、応答速度3ms。メモリはDDR4-3200対応で最大48GB搭載可能。ストレージは最大1TBのPCIe 3.0 SSD、OSはWindows 10 Pro。

 インターフェイスは、Thunderbolt 4(DisplayPort、USB PD対応)、USB 3.1(DisplayPort、USB PD対応)、USB 3.1、USB 3.0、HDMI 2.0b、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、Gigabit Ethernet、HD Webカメラ、指紋認証センサー、音声入出力端子などを装備。

 本体サイズは355×243.6×19.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.9kg。バッテリ容量は90Wh。

Zephyrus S17

 同じく8コアのCore i9-11900HまたはCore i7-11800Hを搭載する17.3型ゲーミングノートとして「Zephyrus S17」も投入された。こちらはGPUにGeForce RTX 3080/3070/3060を採用する。

 Zephyrus S17では、キーボードが持ち上がり5度の傾斜を作る新デザインを取り入れており、ROG Zephyrus Duo 15 SEなどで使われているこの「AAS Plus」という機構は吸気量が25%増加するほか、キーボードの表面温度低下といった効果も期待できる。

 Zephyrus S17のディスプレイは17.3型UHDまたはQHDの2種類で、前者はリフレッシュレート120HzでAdaptive-Sync対応、後者は165HzでG-SYNC対応。応答速度はどちらも3ms。

 メモリはDDR4-3200対応で最大48GB、ストレージは3基のM.2 SSD(PCIe 4.0 x4)で1TBまたは2TBのモジュールをRAID 0構成で実装可能。OSはWindows 10 Home/Proのいずれかとなる。

 インターフェイスは、Thunderbolt 4(DisplayPort、USB PD対応)、USB 3.1 Type-C(DisplayPort、USB PD対応)、USB 3.1×3、HDMI 2.0b、SDカードリーダ、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、Gigabit Ethernet、音声入出力端子などを装備。

 本体サイズは394.9×264.3×19.9mm(同)、重量は2.6kg。バッテリ容量はは90Wh。

TUF Gaming F15

 このほか、15.6型でCore i9-11900HとGeForce RTX 3060搭載の「TUF Gaming F15」、17.3型でCore i9-11900HとGeForce RTX 3050 Ti搭載の「TUF Gaming F17」なども発表されている。