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Mac/iPhoneに任意コード実行の危険性。Appleがセキュリティアップデート

 Appleは3日(現地時間)、macOSのセキュリティアップデートとして「macOS Big Sur 11.3.1」の配信を開始した。

 同11.3.1ではHTMLレンダリングエンジンのWebKitの不具合を修正。悪意のあるWebコンテンツを読み込んだ際に、メモリ破壊や整数オーバーフローによって任意のコードが実行される危険性があり、すでに被害が出ている可能性があるという。

 また、iOSやiPadOS向けの14.5.1も配信されており、同様の不具合を修正。対象となる機種は、iPhone 6s以降、iPad Proの全モデル、iPad Air 2以降、第5世代iPad以降、iPad mini 4以降、第7世代iPod touchとなっている。