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Chromebookが複合機からの直接スキャンなどをサポート

 Googleは21日(現地時間)、Chrome OSのアップデートにともない実装される新機能について紹介した。

 1つ目は、検索バーの機能を向上させるもので、たとえばこれまで「weather」と入力すれば、そのものの意味の検索やその推測キーワード、そして関連アプリなどが表示されていたが、アップデートによって自分の地域の天気と気温が即座に表示されるようになり、わざわざアプリなどを立ち上げる必要がなくなった。天気だけでなく、計算も行なえるようになっている。

 次に、新たな診断アプリ(Diagnostics)を実装。バッテリの消耗が激しいときなどに診断を実行することで、放電テストを行なうことができ、その後に関連するトラブルシューティングの閲覧や、カスタマーサポートと共有するためのログが保存されるようになった。

 また、Chromebookでのスキャン機能を追加。Scanアプリを使って、ネットワーク接続されているプリンタ(複合機)を探し、スキャンを行なえば、Chromebook上にデータが保存される。ネットワーク機能を使わなくても、USB経由での直接のスキャンが可能。なお、現状はBluetoothはサポートされていない。

 スキャンしたデータはファイルアプリなどから開くことができる。対応するプリンタは国内大手のエプソンやキヤノンも含まれており、こちらのページからプリンタの追加の仕方を含めて確認できる。

 このほか、3月に発表された自動字幕起こし機能が、今後数週間のうちにChromeブラウザでも利用できるようになるとしている。