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マウス、第3世代Ryzen搭載で性能が2倍以上になったノートパソコン

mouse X4-R5

 マウスコンピューター株式会社は、第3世代Ryzenを搭載した14型ノート「mouse X4-R5」、および15.6型ノート「mosue X5-R7」を発売した。

mouse X4-R5

 mouse X4-R5はmouse X4の後継にあたるモデル。従来では4コア/8スレッドだったが、本製品では冷却ファンを2基としたことで排熱能力を高め、大きさ/厚さを変えることなく6コア/12スレッド化。マルチコア性能は約2.17倍となった。

性能が2倍以上に

 また、約10時間のバッテリ駆動、最大65WのUSB PDへの対応によりモバイルでの利便性を高めた。ACアダプタとACケーブルもスリム化しており、重量が約380gから約240gに軽量化、可搬性が向上した。

軽量化したACアダプタ

 一例として、CPUにRyzen 5 4600H、メモリ8GB、ストレージに256GB NVMe SSD、1,920×1,080ドット表示対応14型非光沢液晶、OSにWindows 10 Homeを搭載し、価格は7万9,800円(税別)。SSDを128GB SATA、OSをWidnows 10 Home(Sモード)に変更したモデルは7万6,800円(税別)。

 インターフェイスは、USB 3.0×3(うち1基はType-C)、USB 2.0、HDMI出力、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、100万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 本体サイズは320.2×214.5×17.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.2kg。

mouse X5-R7

mosue X5-R7

 mouse X5-R7はmouse X5の後継にあたるモデルで、CPUは8コア/16スレッドへと倍増し、マルチコア性能は約3.2倍へと大幅に高速化した。

 また、sRGB 100%色域の液晶を採用し、デジタルコンテンツの制作にも好適とした。生産性重視の90W ACアダプタを採用し、PCMark 10のDigital Content Creationのスコアでも約77%向上したとしている。

 一例として、CPUにRyzen 7 4800H、メモリ8GB、ストレージに512GB NVMe SSD、1,920×1,080ドット表示対応15.6型非光沢液晶、OSにWindows 10 Homeを搭載し、価格は9万9,800円(税別)。SSDを256GB、OSをWindows 10 Home(Sモード)に変更したモデルは9万4,800円(税別)。

 インターフェイスはmouse X4-R5とほぼ共通で、microSDカードスロットを追加。バッテリ駆動時間は約18.5時間。本体サイズは356×233×17.9mm(同)、重量は約1.49kg。