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キヤノン、3万円を切る「GIGA TANK」搭載インクジェット
2020年10月29日 17:44
キヤノンは、大容量インクカートリッジ「GIGA TANK」を採用したインクジェット複合機「G3360」を11月12日に発売する。価格はオープンプライスで、直販税別価格は26,500円。
在宅勤務や在宅学習の機会が増加するなか、大量印刷するニーズに応えたモデル。2018年2月発売の「G3310」の顔料ブラックインクという特徴を継承しながら、普通紙への印刷速度の向上を図り、印刷速度はA4モノクロで約10.8ppm、A4カラーで約6ppmを達成。
また、インクボトルをタンクの注入口に挿すだけで注入がはじまり、いっぱいになると自動的に注入が停止。ボトルとタンクの接合部に色ごとに異なる形状を採用し、誤ったインクの注入を防げる。さらに、メンテナンスカートリッジやプリントヘッドも自宅で交換可能で、新たに2行表示のカラー液晶パネルを備えるなど、ユーザビリティの改善を図った。
ブラックインクボトル1本分の容量でA4文書を約7,600ページ、カラーインクボトルも同約7,700ページの大量印刷を実現。A4モノクロ文書の場合、1ページあたりのインクコストは約0.4円、カラーでも約0.9円に抑えた。
プリンタ部のそのほかの仕様は、インクが4色、解像度が4,800×1,200dpi、対応用紙がA4~B5、レター、リーガル、はがきなど。給紙枚数は普通紙が100枚、はがきが40枚。スキャナ部はセンサーがCIS、解像度が600×1,200dpi、入力/出力階調はカラー各色/モノクロともに16bit/8bit。
インターフェイスはIEEE 802.11b/n対応無線LAN、USB 2.0。本体サイズは約445×330×167mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.4kg。