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Google、35の脆弱性を修正した「Chrome 86.0.4240.75」

~Android版も更新、安定性/性能向上へ

 Googleは、Webブラウザ「Chrome 86」の安定版(86.0.4240.75)をWindows、Mac、Linux向けに配信開始した。今後数日~数週間かけて順次展開する。

 このバージョンでは、深刻を含む35種類におよぶ、外部から報告された脆弱性が修正されている。これらの多くの脆弱性は、AddressSanitizer、MemorySanitizer、UndefinedBehaviorSanitizer、Control Flow Integrity、libFuzzer、AFLなどのツールによって発見されている。

 同時に、Androidにおいて同じバージョンのモバイル版も配信。安定性と性能の向上が図られている。