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AMD、Zenベースで初のChromebook向け「Ryzen 3000 C」
2020年9月23日 06:10
AMDは22日(米国時間)、Chromebook向けモバイルプロセッサ「Ryzen 3000 C-Series」と「Athlon 3000 C-Series」を発表した。初となるZenアーキテクチャ採用Chromebookとして、Acer、ASUS、HP、Lenovoから今年(2020年)第4四半期に製品が投入される。
Googleとともに共同設計されたというプロセッサで、発表時点では合計5種類をラインナップ。Ryzen 3000 C-Seriesでは前世代のAMDプロセッサを搭載したChromebookと比較して、マルチタスク処理とコンテンツ制作能力では最大212%性能が向上。Radeon Graphicsを内蔵しており、Chromebookで強力なグラフィックス性能を発揮可能としている。
また、Wi-Fi 6やBluetooth 5をサポートするとともに、高効率な電力設計により、筐体の薄型化や軽量化、長時間バッテリ駆動も実現されている。
最上位のCPUは「Ryzen 7 3700C」で、4コア/8スレッド、2.3~4GHz、GPUコア数10基、キャッシュ6MB、TDP 15Wという仕様。前世代のAMDプロセッサ搭載Chromebookに対し、グラフィックス性能で最大251%、オフィスアプリ系処理性能で最大104%、写真編集処理性能で最大152%の性能向上を果たしている。
モデル名 | コア/スレッド | TDP | 動作周波数 | GPUコア数 | キャッシュ容量 |
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Ryzen 7 3700C | 4コア/8スレッド | 15W | 2.3~4GHz | 10基 | 6MB |
Ryzen 5 3500C | 4コア/8スレッド | 15W | 2.1~3.7GHz | 8基 | 6MB |
Ryzen 3 3250C | 2コア/4スレッド | 15W | 2.6~3.5GHz | 3基 | 5MB |
Athlon Gold 3150C | 2コア/4スレッド | 15W | 2.4~3.3GHz | 3基 | 5MB |
Athlon Silver 3050C | 2コア/2スレッド | 15W | 2.3~3.2GHz | 2基 | 5MB |