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「Fortnite」のRTX対応パッチ、17日より提供開始
~DLSS 2.0やReflexにも新規対応
2020年9月16日 10:32
Epic GamesとNVIDIAは15日(日本時間)、バトルロイヤルゲーム「Fortnite」のRTX対応パッチを17日に提供開始すると発表した。本パッチを適用することで、リアルタイムレイトレーシング、DLSS 2.0、Reflexなどをサポートし、ゲーム画質の大幅な向上が見込める。
具体的には、水面や金属、ガラスなどの反射に、キャラクターや手持ちの武器を含むゲーム内世界の風景、照明状態が正確に反映されるほか、光源からの距離に応じて影が柔らかい描写になるなどの効果が得られる。
DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、GeForce RTX 20および30シリーズに搭載しているTensorコアを用いて、高精細なアンチエイリアシング、アップスケーリングなどの実行とレンダリング負荷の低減を両立するAI画像処理技術。DLSS 2.0ではニューラルグラフィックスネットワークの改善によって、解像度のアップスケーリングと描画時のフレームレートが向上、対応ゲームタイトルの拡充なども図られている。
NVIDIA Reflexは、入力機器のCPU処理結果をGPUに直接描画することで、入力結果の描画レイテンシを低減する技術。GPUの自動オーバークロック機能なども利用可能。Fortniteのほか、「Apex Legends」や「VALORANT」などのタイトルで採用されている。