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Lenovo、Ryzen 4000シリーズ搭載ゲーミングノートを今夏より発売

~16コアのRyzen 9 3950X搭載デスクトップPCなども

Lenovo Legion 5

 Lenovoは16日(現地時間)、ゲーミングPCの“Legion”シリーズから、Ryzenプロセッサを採用するノートPCおよびデスクトップPCの合計5機種を発表した。今夏より順次発売する。

Lenovo Legion 5

Lenovo Legion 5

 「Lenovo Legion 5」は、15.6型と17.3型の2筐体を用意するゲーミングノートで、CPUはモバイル向けのRyzen 7 4800Hを、GPUはGeForce RTX 2060を搭載可能。解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)でリフレッシュレート最大144Hzの液晶ディスプレイ。メモリはDDR4-3200で16GBまで、ストレージはPCIe SSD 1TBを実装できる。バッテリ駆動時間は7.5時間。

 冷却機構として、5月に国内で発表されたLegion 750iにも搭載されている「Legion Coldfront 2.0」を採用するほか、耐久性を高めつつシリンドリカル形状で操作感を向上させた「Legion TrueStrike」が採用されている(レノボ、ベイパーチャンバーで強力冷却の15.6型ゲーミングノート「Legion 750i」参照)。

 価格は15.6型がRyzen 7 4800+GeForce RTX 2060搭載で1,019.99ドル、GTX 1650 Ti搭載版は759.99ドルからで、8月発売。17.3型はRyzen 7 4800+GeForce RTX 2060搭載で1,089.99ドルとなり、こちらは9月発売となっている。

Lenovo Legion 5P

Lenovo Legion 5P

 15.6型ノートの「Lenovo Legion 5P」は、Lenovo Legion 5と同じく、Ryzen 7 4800HとGeForce RTX 2060を搭載でき、こちらも液晶ディスプレイはフルHDで、リフレッシュレート144Hzでの表示が可能。メモリは最大32GB、ストレージは最大1TB。キーボードに4ゾーンRGBバックライトを採用するといった違いがある。

 重量は2.5kgで、バッテリ駆動時間は7.5時間。30分の充電で最大50%の急速充電が行なえる。

 現時点では価格および発売日は不明で、米国での販売はされない予定。

IdeaPad Gaming 3

IdeaPad Gaming 3

 15.6型の「IdeaPad Gaming 3」は、最上位構成でRyzen 7 4800HとGeForce GTX 1650 Tiを搭載。メモリはDDR4-3200 32GB、PCIe SSD 1TBを選択でき、液晶ディスプレイの解像度はフルHD、リフレッシュレートは120Hzとなる。

 このほか、性能や冷却重視などの設定が行なえる「Lenovo Q-Control 3.0」を備えているのも特徴。バッテリ駆動時間は7時間。価格は659.99ドルからで、7月より発売。

Lenovo Legion Tower 5

Lenovo Legion Tower 5

 「Lenovo Legion Tower 5」は、16コアのRyzen 9 3950Xと、GeForce RTX 2070 SUPERを搭載可能なデスクトップPC。最大でDDR4-3200 128GB、PCIe SSD 1TB×2、HDD 2TB×2を構成できるハイスペック機となる。筐体は26Lの体積を有し、TDP 150WのCPUクーラーや大型ファンを搭載している。

 価格は829.99ドルからで発売は10月から。

IdeaCentre Gaming 5

IdeaCentre Gaming 5

 「IdeaCentre Gaming 5」は、Ryzen 7 3700XとGeForce RTX 2060を組み合わせできるデスクトップPC。価格と発売日は未定で、米国では提供されない予定。