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ソニーがEpicに約268億円出資。協業体制を強化

 ソニー株式会社は10日、同社子会社を通じ、米国のゲーム開発会社Epic Gamesに2.5億ドル(約268億円)を出資したことを発表した。

 これによりソニーはEpic Gamesの少数持分を取得し、これまでも行なってきた協業体制をさらに強め、最先端のテクノロジー、エンタテインメント、オンラインサービスの発展という両社共通のミッションを強化していくとしている。

 ソニー株式会社 会長 兼 社長 CEO 吉田憲一郎氏は、「Epicはグラフィックなどの優れた技術を持ち、“Unreal Engine”をはじめとする数々のイノベーションによりゲームエンジンの進化を牽引しています。また『フォートナイト』ほどに革新的なエンタテインメント体験の例は他にありません。今回の出資を通して、Epicとの協業のさらなる深化を模索し、ゲームの分野に限らず、急速に発展しているデジタルエンタテインメントの領域で、ユーザー、そして業界の皆様に喜んでいただけるような価値を提供していきます」と述べている。

 また、Epic Games, Inc. ファウンダー CEO ティム・スウィーニーのコメント氏もコメントで、「ソニーとEpicは両社ともクリエイティビティとテクノロジーが交わる分野でビジネスをしており、ゲーム、映画、音楽を融合させるリアルタイム3Dソーシャルエクスペリエンスに関するビジョンを共有しています。私たちは協力して、すべてのユーザーとコンテンツクリエイターに向けて、よりオープンでアクセスしやすいデジタルエコシステムの構築をめざします」とした。