株式会社東芝は、10.1型液晶を搭載するネットブックの新モデル「dynabook UX」シリーズを4月24日より発売する。
サテンブラウン |
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後の見込み。ネットブック向けOfficeの「Office Personal 2007 2年間ライセンス版」搭載モデルは7万円前後の見込み。本体色はスノーホワイト、サテンブラウンの2色が用意される。
dynabookのブランド名を冠した新型のネットブック。従来の「NB100」から、液晶ディスプレイを10.1型ワイドに大型化し、CPUをAtom N280(1.66GHz)に強化。キーボードも変更され、キーとキーの間にすき間のある形状とし、ディスプレイの大型化に伴ってキーピッチ約19mmを確保した。追加ソフトとして、英和辞典、国語辞典など4つの辞書を内蔵する「デ辞蔵PC」を搭載。このほか、PCの電源がOFFの状態でもUSBポートから給電できる機能を備える。NB100シリーズは終息となり、同社のネットブックはdynabook UXシリーズに置き換わる。
主な仕様は、Atom N280、メモリ1GB、HDD 160GB、Intel 945GSE Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、1,024×600ドット表示対応10.1型ワイド液晶(LEDバックライト)、OSにWindows XP Home Editionを搭載。
インターフェイスはUSB 2.0×3、IEEE 802.11b/g無線LAN、Ethernet、ミニD-Sub15ピン、SDカード(SDHC)/MMCスロット、30万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約4時間。オプションで約10時間駆動の大容量バッテリが用意される。本体サイズは約263×192.3×25.4~30.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.18kg、大容量バッテリ装着時は約1.33kg。
スノーホワイトの天板 | サテンブラウンの天板 | キーとキーの間にスペースがあり、誤って隣のキーを押すことが少なくなっている |
(2009年 4月 20日)
[Reported by 山田 幸治]