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ファーウェイ、13.9型ノート「MateBook X Pro」にComet Lake採用の新モデル

MateBook X Pro

 華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、13.9型モバイルノートPC「MateBook X Pro」の新モデルを6月5日より発売する。Core i5またはCore i7モデルの2種類を展開し、税別店頭予想価格はそれぞれ179,800円前後、239,800円前後の見込み。

 新型のMateBook X Proでは、CPUをComet Lake世代のCore i5-10210U(4コア/1.6GHz)またはCore i7-10510U(4コア/1.8GHz)に強化。シャークフィン2.0による冷却システムと組みあわせて、複数アプリケーションの同時実行など大きな負荷がかかる場面でも安定した動作が可能だとする。

 ディスプレイはタッチ対応の13.9型3,000×2,000ドットLTPS液晶を装備し、画面占有率約91%を実現。縦横比が3:2と一般的なノートPCより縦方向が長く、文章作成などの作業がしやすい。sRGBカバー率は100%で、コントラスト比が1,500:1、最大輝度が450cd/平方mとなっている。

 セキュリティ周りでは、電源ボタン部に指紋認証センサー、キーボード上部にはポップアップ式の約100万画素Webカメラをそれぞれ内蔵。後者については不使用時は物理的にカメラを塞げるため、プライバシー保護の向上が図れる。

 高品質なオーディオやノイズリダクションを可能にするクワッドスピーカー/マイクの搭載に加え、同社製スマートフォンとシームレスな連携が可能なHUAWEI Shareもサポート。デバイス間のファイル転送などが容易に行なえる。

 おもな仕様はCore i5-10210Uモデルの場合、GPUにUHD Graphics 620、ストレージに512GB PCIe SSD、Core i7-10510Uモデルの場合、GPUにGeForce MX 250、ストレージに1TB PCIe SSDをそれぞれ装備。そのほか共通で、16GB LPDDR3メモリ、Windows 10 Homeを備える。

 インターフェイスはともに、USB 3.1 Type-C×2、USB 3.0、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 5.0、音声入出力などを搭載。

 本体サイズは約304×217×14.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.33kg。バッテリ駆動時間はCore i5モデルが約14.6時間、Core i7モデルが約14.9時間。

 そのほか、USB 3.1 Type-C、USB 3.0、HDMI 2.0、ミニD-Sub15ピンを備えた外付けドック「HUAWEI MateDock2」などが付属する。