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コニカミノルタ、新型コロナ解析プロジェクトに参加。休館中のプラネタリウムのPCを活用

今回活用する体験型VRアトラクション「VirtuaLink」

 コニカミノルタは、現在休館中の同社が運営するプラネタリウム「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」のVRアトラクションで使用しているハイエンドPC 24台を、新型コロナウイルス感染症研究のための分散コンピューティングプロジェクト「Rosetta@homeプロジェクト」に参加させると発表した。

 同プロジェクトは、米ワシントン大学が主催するもので、多数のPCをネットワークに接続させ、仮想のスーパーコンピュータを構築する「分散コンピューティング」に対応しており、新型コロナウイルスのタンパク質をモデル化し、それらの3次元形状を予測することを目指している。また、分散コンピューティングを活用し、HIVやマラリア、癌、アルツハイマー病などの病気と戦うための新しいタンパク質を設計する取り組みもしている。